みんなが泣きたいと思う瞬間
具体的に「これが辛い」と感じる時もあれば、何か一つというより様々な状況や不幸が重なって「辛い」と感じることもあるでしょう。
「こんなことで悩むなんて自分は弱い人間だ」と考えても、意味はありません。私たちはみんな違う人間なのですから、心の強さや物事に対する向き合い方は違って当然。あなたにとって泣きたいほど辛いことは、誰が何と言おうと辛いことなのです。
色々上手くいかなくて辛いとき
「前日に彼女と喧嘩して、寝不足のまま会社へ行ったらミスを連発してしまった。社会人として不甲斐なくて、残業をしている時に思わず『何やっているんだろう』と涙が出そうになったことがある」(25歳/男性/営業職)
具体的に「これがつらい」という状況がなくても、「泣きたい」と感じることは多々あるでしょう。例えば、仕事でミスが重なった日に友達や恋人とも喧嘩をしてしまったり、心底疲れている日に限って家族から無理を言われたり。
自分に起きた一つひとつの出来事には関連がなくても、それらに向き合うのは自分ひとりです。悪いことが起きた後に、何事もなかったかのように次に進むことは難しいですよね。だからこそ、悪いことは連鎖してしまうことが往往にしてあります。
心底疲れている時
「勤務が連続してまともに休みが取れない時に、フラフラの状態で電車に乗っていると、不意に涙が出そうになる。泣きたいけれど、人前なのでグッとこらえます」(31歳/女性/介護職)
体が疲れ切ってしまうと、心の元気もなくなってしまいます。社会人になると休みたくても休めない状況が続いて、年齢を重ねれば重ねるほど責任を伴うようにもなりますよね。日々の生活に摩耗されて、ついつい涙が出てしまうこともあるのです。
人間関係でトラブルが起きたとき
「職場の先輩に目をつけられて、私だけ必要以上にミスを指摘されたり、嫌みを言われたりする。以前、とくに強い口調で叱られた時には、そんなつもりはなかったのに、これまでの感情が溢れて涙が止まらなくなってしまった」(22歳/女性/フリーター)
社会で生きていく中で、人との関わりは多くの人にとって避けては通れないものです。そして、人間関係は多くの人の悩みの元でもあります。
「この人がいやだな」「苦手だから関わりたくない」と感じていても、それが職場の人や家族・親戚である場合には、関わらざるを得ない場合も多々ありますよね。根本的な解決が難しい人間関係のトラブルを抱えている人は、深刻な状況も生まれやすいでしょう。
そんな状況で追い込まれると、人は「泣きたい」と感じてしまうのです。
仕事の悩みを抱えている時
「納得のいく企画が出せなくて、なんどもなんどもやり直しをしている時には、悔しいのか悲しいのか、泣きたくなる時がある。同僚には言えないけれど、深夜に仕事しながら泣いたこともありますね」(26歳/男性/広告代理店)
仕事で思うようにいかないことや、納得のいかないことがある時に、思わず涙が出そうになったり「泣きたい」と感じることもあります。これは、社会に出て仕事をしている大人だからこそ抱く感情かもしれませんね。
この場合には、悲しかったり辛かったりするだけではなく、思い通りにならないことに対する悔しさや、自分に対する不甲斐なさなども重なって、思わず涙を流してしまうようです。
家族の問題に直面している時
「昨年、両親が熟年離婚することになって、さらに父にはすでに新しい家族がいるらしく、一人残され、歳をとった母親の涙をみて、自分も涙が止まりませんでした。今も、母親のことを思うと胸が痛みます」(38歳/男性/自営業)
家族は、生まれてからずっと関わり続けてきた共同体の一つであり、唯一の血の繋がりを持った関係です。その家族の問題に直面すると、私たちはいやでも感情を揺さぶられてしまいますよね。
世の中には、様々な家族問題を抱える人がいます。家族と仲の良い人もあれば、家族と不仲であったり、もう何年も家族に会っていない人もいるでしょう。親からひどい言葉を投げかけられた人もいれば、子供から罵られて辛い経験をした人もいるかもしれません。
家族問題は、心の根底に強く影響するため、他の問題に比べても、強く「泣きたい」と感じることがあるようです。
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