泣きたい時は我慢しなくていい!泣くことの効果と泣きたい時の対処法

大人になると、泣きたいけど泣けない状況が増えていきます。しかし、泣くことにはストレス発散効果やリラックス効果があると言われており、大人こそ、泣くことが必要なのです。そこで今回は、泣くことの効果や、思い切り泣く方法、恋愛で泣きたいほどつらい時の対処法を紹介します。泣きたいときにオススメの映画や小説も必見です。

  • 泣きたい時ちゃんと泣いていますか?

    あなたは、泣きたい時にちゃんと泣いていますか?苦しい気持ちを押し殺して、溢れそうな涙をなかったことにしていませんか?

    子供の頃には自然に涙を流せていたのに、大人になるにつれて、私たちは簡単に涙を流すことが許されなくなっていきます。許されているのに泣くことができない人さえいます。けれど、本当は、泣きたい時にはちゃんと泣かなくてはいけないのです。

    「泣くのはずるいこと」「泣いてしまったら弱い人間だと思われる」そう感じている人も多くいるでしょう。大人になると、社会の中でいろいろなしがらみが生じます。その中で生きていかなければいけない私たちにとって、「大人は泣かないこと」がルールのようになってしまうのかもしれません。

    大人は泣くことを我慢しがち


    大人になると、「どうしようもなく辛くて涙がこぼれそう…。でも泣いてはいけない」と無意識に泣くことを我慢するようになります。たとえ周りから「泣くな」と言われていなくても、つい涙をこらえてしまっていませんか?

    けれど、泣くことを我慢しようとする一方で、大人になってから涙もろくなったと感じることもあるでしょう。

    大人になると、自分の感情を整理するのが上手になって、感じたことを喜びや悲しみなどの感情に落とし込みやすくなります。様々な経験を積むことで、人や状況に対する共感力も高まり、感情を動かされやすくもなるのです。

    涙もろくなっているところに、泣くのを我慢しようとする力が加わると、自分の感情を無理に抑圧しようとする状況が生まれます。すると、ただ悲しみや辛さを感じている時よりも、何段階も苦しい状態に追い込まれてしまうのです。

    つまり、大人だからこそ、泣くことを我慢してはいけないのです。

    「涙活(るいかつ)」をする人も!


    泣くことにはさまざまな良い効果があると言われています。涙が流れるのは生理現象ですが、意図的に涙を流すことでストレス解消を図る「涙活(るいかつ)」という活動が注目を集めているのです。

    「涙活」には、一人で映画鑑賞や読書をして涙を流したり、あるいは「涙活イベント」という大人数で涙を流す行事に参加したりと、さまざまな形態があります。

    なぜこのような活動が注目を集めているのでしょうか。それは、私たちの生きる社会がストレスに溢れていると同時に、私たちがストレスによって感情を抑圧されているためでしょう。言いたいことが言えず、素直になれない日々の些細な抑圧が、ストレスとして蓄積されていきます。

    そして、泣くことは、そうしたストレスを解消する方法の一つなのです。抑圧された感情を解放するために、「涙活」という形で意図的に涙を流そうとする人がたくさんいます。

    「泣きたいとき」は「泣かなければいけないとき」かも


    「人前で泣くのは恥ずかしい」「いい大人が泣くなんてみっともない」そんな気持ちから、私たちは泣くことを恥ずかしいと感じて、無理に笑ったり、平気なふりをしてしまっています。けれど、涙を流すことは少しも恥ずかしいことではありません。

    もしもあなたが「涙が出そう」と感じたり、どうしようも泣きたくなる状況があったとしたら、それは心のSOSだと考えてみてください。自分自身で抑え込んでしまって、見えなくなっていたストレスや苦痛に限界がきているのかもしれません。

    この記事では、泣きたい時に我慢しないために、泣くことの効果や泣きたい時の対処法などを解説していきます。後半では泣ける映画や小説なども紹介しますので、「涙活」に興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
  • みんなが泣きたいと思う瞬間

    私たちは、どんな時に「泣きたい」と思うのでしょうか。私たちは、それぞれ違う環境で毎日生きていますが、「泣きたい」と思うほど辛い状況は、ある程度似通っていることもあります。

    具体的に「これが辛い」と感じる時もあれば、何か一つというより様々な状況や不幸が重なって「辛い」と感じることもあるでしょう。

    「こんなことで悩むなんて自分は弱い人間だ」と考えても、意味はありません。私たちはみんな違う人間なのですから、心の強さや物事に対する向き合い方は違って当然。あなたにとって泣きたいほど辛いことは、誰が何と言おうと辛いことなのです。

    色々上手くいかなくて辛いとき


    「前日に彼女と喧嘩して、寝不足のまま会社へ行ったらミスを連発してしまった。社会人として不甲斐なくて、残業をしている時に思わず『何やっているんだろう』と涙が出そうになったことがある」(25歳/男性/営業職)

    具体的に「これがつらい」という状況がなくても、「泣きたい」と感じることは多々あるでしょう。例えば、仕事でミスが重なった日に友達や恋人とも喧嘩をしてしまったり、心底疲れている日に限って家族から無理を言われたり。

    自分に起きた一つひとつの出来事には関連がなくても、それらに向き合うのは自分ひとりです。悪いことが起きた後に、何事もなかったかのように次に進むことは難しいですよね。だからこそ、悪いことは連鎖してしまうことが往往にしてあります。

    心底疲れている時


    「勤務が連続してまともに休みが取れない時に、フラフラの状態で電車に乗っていると、不意に涙が出そうになる。泣きたいけれど、人前なのでグッとこらえます」(31歳/女性/介護職)

    体が疲れ切ってしまうと、心の元気もなくなってしまいます。社会人になると休みたくても休めない状況が続いて、年齢を重ねれば重ねるほど責任を伴うようにもなりますよね。日々の生活に摩耗されて、ついつい涙が出てしまうこともあるのです。

    人間関係でトラブルが起きたとき


    「職場の先輩に目をつけられて、私だけ必要以上にミスを指摘されたり、嫌みを言われたりする。以前、とくに強い口調で叱られた時には、そんなつもりはなかったのに、これまでの感情が溢れて涙が止まらなくなってしまった」(22歳/女性/フリーター)

    社会で生きていく中で、人との関わりは多くの人にとって避けては通れないものです。そして、人間関係は多くの人の悩みの元でもあります。

    「この人がいやだな」「苦手だから関わりたくない」と感じていても、それが職場の人や家族・親戚である場合には、関わらざるを得ない場合も多々ありますよね。根本的な解決が難しい人間関係のトラブルを抱えている人は、深刻な状況も生まれやすいでしょう。

    そんな状況で追い込まれると、人は「泣きたい」と感じてしまうのです。

    仕事の悩みを抱えている時


    「納得のいく企画が出せなくて、なんどもなんどもやり直しをしている時には、悔しいのか悲しいのか、泣きたくなる時がある。同僚には言えないけれど、深夜に仕事しながら泣いたこともありますね」(26歳/男性/広告代理店)

    仕事で思うようにいかないことや、納得のいかないことがある時に、思わず涙が出そうになったり「泣きたい」と感じることもあります。これは、社会に出て仕事をしている大人だからこそ抱く感情かもしれませんね。

    この場合には、悲しかったり辛かったりするだけではなく、思い通りにならないことに対する悔しさや、自分に対する不甲斐なさなども重なって、思わず涙を流してしまうようです。

    家族の問題に直面している時


    「昨年、両親が熟年離婚することになって、さらに父にはすでに新しい家族がいるらしく、一人残され、歳をとった母親の涙をみて、自分も涙が止まりませんでした。今も、母親のことを思うと胸が痛みます」(38歳/男性/自営業)

    家族は、生まれてからずっと関わり続けてきた共同体の一つであり、唯一の血の繋がりを持った関係です。その家族の問題に直面すると、私たちはいやでも感情を揺さぶられてしまいますよね。

    世の中には、様々な家族問題を抱える人がいます。家族と仲の良い人もあれば、家族と不仲であったり、もう何年も家族に会っていない人もいるでしょう。親からひどい言葉を投げかけられた人もいれば、子供から罵られて辛い経験をした人もいるかもしれません。

    家族問題は、心の根底に強く影響するため、他の問題に比べても、強く「泣きたい」と感じることがあるようです。