芸術家肌タイプの人の特徴や恋愛傾向は？性格や向いてる仕事もご紹介

そもそも「芸術家肌」ってどんな意味？

「あの人は芸術家肌だねえ」。そんな言い方をしたり、あるいはされたことがある人もいるのではないでしょうか。「芸術の道に向いている人」といったニュアンスがありますが、実際のところどのような意味があるのか、今一つ分かりにくいですよね。そこでまずは、「芸術家肌」という言葉の意味から詳しく見ていきましょう。

「芸術家肌」の意味とは

芸術家肌という言葉の意味を理解するには、まずは芸術家の意味を理解する必要があります。それというのも、芸術家肌とは芸術家のことではなく、気質を意味しているからです。

芸術家とは、固定観念にとらわれずに芸術作品を生み出す人のこと。この芸術家につく「肌」という言葉には、人物の気性や、その人から受ける感じという意味合いもあります。つまり「芸術家肌」という言い方は、厳密には芸術活動を行う芸術家ではないけれど、芸術家を連想させたり、芸術の才能がある人に対して用いる言葉だと言っていいでしょう。

普通に会社に勤めて仕事をしながら、画家顔負けの絵を描いたり、小説を書く人っていますよね。こうした人を指して、芸術家肌タイプと呼びます。

「芸術家肌」と「天才肌」の違い

「芸術家肌」と似たような言い方で、その人の特徴を言い表す際によく使われるのが「天才肌」です。芸術家肌と天才肌は似ているようで、実は違う点があります。

天才とは特に練習や勉強をしなくても何事もそつなくこなしてしまう、持って生まれた才能に秀でている人のことを言います。そのため、どんなこともあっさりやってのけるのが特徴。それに対して芸術家は、芸術作品を作る能力に優れている人のことを言いますので、分野が芸術に限られます。

天才肌は直感に優れ、芸術家肌は感受性に優れる、という違いがあるのですね。芸術家肌は感情で動きがちなために、天才肌に比べて衝動的な印象を与えるのも特徴と言えるでしょう。

「芸術家」と違って普段の生活でも遭遇する

肌という言葉は、その人から受ける感じや気性を言い表す際にも使われることから、芸術家肌の人が芸術作品の創作活動を生業とした、純粋な芸術家ではないことをお伝えしました。

普段は会社に勤めたりして普通に生活していながらも、芸術の才能に秀でている人のことを芸術家肌と呼ぶのであって、芸術作品を作って生活している人とは根本的に異なります。つまり、素晴らしい芸術の才能を持っているものの、芸術で食べているわけではないところが最大のポイント。芸術家肌タイプの人とは、どこにでもいる普通の人なのです。

気づかないだけで、周りに芸術家肌の人はけっこういるのかもしれませんね。意外な才能を持っている人を探してみるのも楽しいそうです。