一人っ子同士で結婚するとどうなる?
反対に、結婚する相手が一人っ子という場合には発生しなかった問題も、お互いに一人っ子だと悩みの種となってしまう可能性もあります。ここでは、一人っ子同士で結婚したらどんなことが起こるのかを詳しく解説します。
価値観が同じなので居心地が良い
何度もご紹介したように、一人っ子は誰かに合わせて行動をする、時と場合によっては我慢したり譲ったりするといったことがありません。兄弟姉妹がいないため、周囲との価値観が少し違う場合があるのです。
しかし、一人っ子同士であれば育ってきた環境が似ているため、共感できる部分も多いことでしょう。価値観が同じ者同士、居心地の良さを感じられる良きパートナーとなるはずです。
親の介護の負担はさらに増える
一人っ子と結婚するデメリットに「相手の両親の介護問題」を挙げましたが、一人っ子同士で結婚するとなると両家の親の介護も引き受けなければなりません。両家の親の介護をする時期が被ってしまえば、心身共に疲れてしまうことでしょう。
かろうじて介護時期がずれていたとしても、一人終わったらまた一人と終わりのない介護に限界がきてしまうかもしれません。
健康状態にもよるので、必ずしも介護が必要とは限りませんが、一人っ子同士で結婚する場合は"もしも"のことを想定して様々な対策を練っておく必要があります。介護施設やデイサービス等をいくつかピックアップしておくのも良いでしょう。
子孫を残さなければならない責任感
一人っ子同士での結婚では、子孫を残さなければならない責任感を感じてしまうこともあるでしょう。兄弟姉妹がいれば、「誰かしらいずれ子供を授かるだろう」といった感じで少し余裕があります。
しかし、自分だけでなく結婚相手までもが一人っ子である場合は、「絶対に子供を授からなければならない」と焦りを感じてしまうこともあるでしょう。それは両家の親も思っていることなので、プレッシャーを与えられることもあるかもしれません。
子孫を残さなければならない責任感はストレスの原因となります。ストレスがあるとなかなか子供を授かることができないので、焦りは禁物ですよ。
墓の継承について悩む事も
一人っ子同士で結婚すると、お墓の継承について悩むこともあるでしょう。最近はお墓を作らずに海に散骨する等して、自然界に埋葬する選択肢も増えてきました。しかし、その方法で遺骨を処理する人はほんの一部で、まだまだお墓に埋葬する家庭がほとんどです。
お墓を継承するということは、定期的に管理をしに行かなければならないということです。両家のお墓が近場にあれば良いのですが、遠く離れた土地にある可能性もあるでしょう。兄弟姉妹がいれば順番にお墓の管理を行うこともできるのですが、一人っ子ではそうもいきません。
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