人の気持ちがわからない人への上手な接し方
最後に、人の気持ちがわからない人への上手な接し方を見ていきます。人の気持ちがわからない人が身近にいる時、どのように対処すると良いのでしょうか。
意志や要望をはっきり伝える
あの人は人の気持ちがわからない人だから…と諦めて、自分の思いを伝えるを我慢してはいないでしょうか。相手は人の気持ちがわからない人であるため、こちらが言わない限りわかってはもらえません。ですから、意思や要望をはっきりと伝えるようにしましょう。
あなたが何も言わないければ、相手は「自分の意見で良いんだ」と解釈します。それが繰り返されれば、どんどん自己中心的な言動が増えてしまうだけです。「それは無理」「ここは譲れない」と思うことがある場合は、はっきりと言葉にして伝え、相手に思いを知ってもらう必要があるでしょう。
相手の言動を気にしないようにする
「一体何を考えてるの?」「どうしてそんなことできるの?」と、人の気持ちがわからない人の言動が理解できないことも多いですよね。そのため、相手のひとつひとつの言動が気になり、自分のことに集中できないといった問題も出てきてしまいます。
しかし、そのままでは、あなた自身の生活や仕事に支障が出てしまうだけ。相手はあなたの思いまでくみ取ることはできません。期待はせず、相手の言動を気にしないようにした方がストレスなく付き合えるでしょう。
真に受けず流すことも大切
相手は、思ったことや考えたことをそのまま言動に移してしまう人です。深く考えずに発言しているだけで、真剣に悩んで出した意見ではない場合が多いので、真に受けず聞き流すという対処法を身につけるのも良いでしょう。
人の気持ちがわからない人は、突拍子もない思い付きのような言動が多いため、周囲が振り回されてしまうことも多々あります。ただ、相手は「なんとなく言った」「そこまで考えずに言った」ということも多いため、「また言ってる」程度に受け止めておいた方が楽なこともあるでしょう。
真に受け真剣に考えるだけ時間と労力の無駄と捉え、「流す」という適当さを身につけると良いです。
人の気持ちを考えさせるように対応する
「それ、○○さんが見たらどう感じると思う?」「あなたが言われたらどう思う?」など、人の気持ちを考えさせるように誘導するのも良いでしょう。
人の気持ちがわからない人は、自ら人の立場になって考えるということはしません。そして、人の気持ちを理解しなければならない状況にも出くわさず、いつまでも言動が変わらないまま、という様子も見られます。
もしあなたがその人の上司や先輩、あるいは家族や恋人だとしたら、指摘しながら想像させるようにしてみると良いでしょう。言われて初めて「そうだよな」と気付く人もいます。放置したままにせず、人の気持ちを理解できる人になるよう誘導することも、その人のためになることでしょう。
人の気持ちがわからないことに気付けないでいる人も
人の気持ちがわからない人と関わっていると、冷たい人・自己中な人だと感じ、迷惑に思うこともあるでしょう。しかし、もしその人が「人の気持ちがわからない人」であることに気付けていないとしたらどうでしょうか。
なぜ信頼関係が作れないのか、なぜ自分から人は離れて行ってしまうのか、といったことに疑問を持ちながらも、その理由が分からずさまよっている可能性もありますよね。
人の気持ちがわからない人を避ける・流すことは楽ですが、接し方次第では「気付かせる」こともできます。自分の思いをしっかりと相手に伝えること、「あなたがこうされたらどう思う?」と想像させることで、その人が少しずつ人の気持ちを考えるようになるかもしれません。
人の気持ちがわからない人だからと、頭ごなしに「この人とは分かり合えなそう」と突き放すのではなく、関わりを持ちながら人の気持ちを教えていくことも大切なことでしょう。
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