人の気持ちがわからない人の治し方とは?
ここで、人の気持ちがわからない状態の直し方を見ていきます。自分の言動のどこを改めれば、徐々に人の気持ちがわかるようになっていくのか、考えていきましょう。
発言、行動する前に一度よく考える
何かを発言したり行動に移す前に、一度よく考える時間を設けると良いでしょう。そのまま思ったことや考えたことをストレートに言動に移すのではなく、「人の立場になって考える瞬間」を作ってみてください。
自分がこう言ったら、あるいは自分がこうしたら、相手はどう感じるかを考えるのです。自分が言われた側、された側になって考えてみると、分かりやすいかもしれませんね。
例えば、自分が意見した時、「そんなのだめだ」と人から言われたら、「否定する前に詳しく聞いてくれてもいいのに」「否定されたらそれ以上何も言えない」という気になるものですよね。このように、相手の立場に立って「相手も同じように感じるかもしれない」と想定する時間を経てから、発言、行動に移すようにしてみましょう。
周囲の人と触れ合う機会を増やす
人の気持ちを分かろうという気になるためにも、周囲の人と触れ合う機会を増やしてみると良いでしょう。今は一人が好きだからと、一人の時間を多く持っているかもしれませんが、そのままでは人の気持ちを理解することが難しいです。触れ合う機会を増やし、相手がどんな人なのか知り、信頼関係を少しずつ作っていくことで「分かろう」「知ろう」と思えてくるのです。
また、仲を深めて信頼関係を築くことで、「この人を失いたくない」「傷つけたくない」という思いが芽生えてくるはずです。それにより、軽はずみな言動や浅い考えの言動が減るでしょう。少し時間がかかる直し方ではあるものの、築いた信頼関係はあなたにとって計り知れない財産になります。
わからないなら話や意見を聞く
人の気持ちがわからない人の中には、「相手がどう思っているかはっきりと言わないことが原因」と考える人もいるでしょう。ただ、すべての人があなたのように思ったことを口にできるわけではありません。相手の思いをくみ取るためには、「聞く」という作業が必要になるのです。
会話の中で、相手が「こう思ってる」と言ってくれる場合は良いですが、何も言って来ない場合は自ら尋ねてみるのもアリ。これまでは「自分はこうする」と思って言動に移していたところを、「自分はこうしようと思ってるけど、どう思う?」と付け加えるだけでも、相手の思いや意見を聞き出すことができます。
少なくとも、その返事によって相手が賛成か反対かが見えてくるため、徐々に相手の考えや気持ちが理解できるようになるでしょう。
先入観や固定観念を捨てる
人の気持ちがわからない人には、先入観や固定観念が強い人もいます。初めから「これはこうだろう」という決めつけを持ってしまっている状態ですね。それが、人の気持ちをわかろうとしない原因になっていることもあります。
ここで一度、自分の中にある先入観や固定観念を捨て、物事をまっさらな状態で見るようにしてみてください。「誰もがこう思うはず」「これはこうであるべき」という考え方を捨てるだけでも、物事に対する疑問が出てくるはずです。疑問が出てくれば答えを知ろうとし、人に意見を求めたり話を聞こうとし始めるでしょう。
人の気持ちはさまざまです。だからこそ、先入観や固定観念を捨て、それぞれの思いに耳を傾ける必要があるのです。
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