おったまげー!バブル時代に流行った「バブリー言葉」の意味まとめ!

  • おったまげー以外にバブルに流行った言葉【名詞編】

    バブル時代は夢のような時代だったのですね。その名の通り、バブルのように弾けてしまい、夢となってしまいましたが、とても良い時代であったということは言えますね。

    このバブル時代に流行った言葉を見て、当時の日本人の文化や考え方などを想像していきましょう。「おったまげー!」以外に流行った言葉にはどのようなものがあったのでしょうか。

    おたく族


    「オタク」という言葉が現代でも普通に使われていますが、「オタク」と「おたく族」はほぼ同じ意味と捉えて問題ないと言えるでしょう。

    もともと、アニメやゲーム、漫画、それに付随するおもちゃやグッズなどに執着して、それを趣味とする人たちが、それぞれ相手のことを「お宅」と呼び合っていたことから始まった言葉なのだそう。

    当時は「おたく族」「オタッキー」などと呼ばれていましたが、現代では「オタク」と呼ばれるようになっています。

    「オタク」という言葉は、「おったまげー!」と同様、バブル時代に広く使われるようになった「おたく族」に端を発しているのですね。

    オバタリアン


    「オバタリアン」とは、ホラー映画『バタリアン』と「おばさん」を組み合わせた造語であり、『オバタリアン』というタイトルの漫画の影響で世間に浸透しました。この言葉も「オタク」同様、現代でも普通に使われている用語だと言えるでしょう。

    羞恥心がなくなり、厚かましい態度を取ってしまう30~40代の中年女性を揶揄した言葉ですが、言葉の雰囲気に愛嬌があり、使っているほうも罪悪感なく使えるところがメリットですね。

    今も昔も、中年女性は強かったということが分かります。「おったまげー!」な行動を繰り返すオバタリアンの存在は、強くもあり、何だか憎めない人も多いのではないでしょうか。

    オヤジギャル


    「おったまげー!」は、お世辞にも上品とは言い難い用語なのですが、当時の若い女性は頻繁に使っていました。このような用語を使いこなす代表ともいえるのが「オヤジギャル」です。

    読んで字のごとく、オヤジのようなギャルのことで、おじさんと同じような立ち振る舞いをする若い女性を揶揄して作られた造語だと言えるでしょう。

    具体的には、女性が入りにくいとされる立ち食いそば店でサラリーマンたちに混ざって食事をしているギャルや、若いのに栄養ドリンクを愛飲していたりするギャルのことです。

    控えめな女性が好かれる日本ですが、数十年前の当時でも自己主張の強い女性はたくさんいたことが分かりますね。

    マブだち


    「あなたには親友がいますか?」これと同じ質問を、1980年代風に言うと「マブだちいるぅ?」といった感じでしょうか。

    「マブ」には「本当」「真実」という意味があり、「だち」は「友達」を略した言い方。つまり、「マブだち」は「親友」のことです。

    最近の若者言葉で近いのは「ズッ友」(ずっと友達)だと言えるでしょう。「私たち、マブだちだよねー」と言い合って、仲間意識を強めていたのですね。

    アッシー君、メッシー君


    1980年代のバブル時代ならではの「アッシー君」「メッシー君」も重要な用語だと言えるでしょう。

    「アッシー君」はギャルたちの「足」となって、高級車でお迎えに行く男性のことを指し、「メッシー君」はギャルたちに「飯」をおごる男性のことを指したのです。

    ある意味、不景気となった現代でも絶滅していない種類の男性たちではありますが、羽振りが良かった1980年代では「私はアッシー君3人、メッシー君は8人いるよ!」などと言い合うオヤジギャルも珍しくありませんでした。

    今の女性たちにとっては「おったまげー!」な話だとは思いますが、何だか当時の男性は苦労したのだろうと考えさせられますね。
  • おったまげー以外にバブルに流行った言葉【動詞編】

    「おったまげー!」以外に流行った言葉は、他にもたくさんあります。これまで名詞を紹介してきましたが、次はバブル用語の「動詞編」を紹介していきましょう。

    転がしてる?


    現代の人が「転がす」と聞いたら、「ボールを転がす」くらいしか転がす対象が思い浮かばないかもしれません。

    バブル当時は、大変景気が良く、土地を買い込む人も珍しくありませんでした。高騰すると見越した土地を買い占め、その後売却して高額の利益を生んでいく方法を「土地を転がす」と表現したのです。

    今で言う「メルカリ転売」の大規模バージョンといったところでしょうか。さぞみなさん「おったまげー!」だと驚いているでしょう。

    土地を転がし、どんどん儲けていく人がいたのですが、いきなりバブルが崩壊した後に大きな借金を背負って破産した人も少なくありませんでした。

    悲惨すぎて「おったまげー!」どころの話ではありませんね。

    ケツカッチン


    映画監督が撮影中に「オッケー!」と言って撮影を終了させる時に、カチッと鳴らす道具を見たことがあるでしょうか。通称「カチンコ」というのですが、「ケツカッチン」という用語はこのカチンコからきています。

    「ケツ」は「尻」のことであり、次の予定が差し迫った場面で「ケツカッチンだから、もう次の予定先に行くねー!」というように、「引き延ばせない」「忙しい」「次の予定が入っている」という意味で使用していました。

    現代では使う人もいなくなりましたが、毎日予定がたくさんある人にとっては、とても便利な用語だと言えるでしょう。

    ぶっとび!


    「ぶっとび!」は、「おったまげー!」と同じような意味を持つものの、「おったまげー!」よりも比較的使いやすい用語です。

    爆発などの際の「吹き飛ぶ」という現象を「ぶっ飛ぶ」と表現することがあり、「ぶっとび!」はここからきていて、驚きの表現を誇張した用語であると言えるでしょう。

    そういえば、怒りが頂点に達した時「ぶっ飛ばすぞ!」と怒鳴る人がいますが、確かに「殴るぞ!」よりも勢いを感じるのは誰しも同じなのではないでしょうか。

    「あの人ぶっ飛んでるよねー」と聞くと、「一般的な考え方にとらわれない豪快な人生を歩んでいる人」だと何となく想像がつきます。

    多少言葉のニュアンスに変化はあるものの、現代でも広く使われているのですね。

    しもしもー


    芸能界では、一般の人が聞いても意味が分かりにくいように、「逆さ言葉」を使うことが今でもあるようです。1980年代に業界で頻繁に使われていた逆さ言葉は、芸能人のように華やかな生活をしている一般人にも浸透し、普通に使われていたのです。

    「もしもし」と電話に出るところで「しもしもー」と言い、「寿司」を「シースー」と言ってみたり、「銀座」は「ザギン」、「六本木」は「ギロッポン」と表現していたのです。

    何だかダサいようにも思えますが、当時の若者たちには目新しく、使っている人こそがカッコよく見えたのでしょう。