別れを迷った時に考えるべき不倫のリスク
慰謝料を請求される
不倫は民法上の「不法行為」にあたりますから、既婚男性の妻に不倫がバレれば、慰謝料を請求される可能性は非常に高いです。相手が既婚者であることを分かっていながら関係を持ったのですから、当然家庭を壊した責任はあなたにあります。
ちなみに不倫の慰謝料の相場は、相手の婚姻期間や不倫の期間によっても異なりますが、大体50~300万円が一般的です。
金銭的に余裕のある女性なら痛くもかゆくもないかもしれませんが、平均的な収入を得ている女性の場合、不倫相手の妻から慰謝料を請求されたら、かなりの金銭的な負担を強いられることになるでしょう。
裁判を起こされたら費用がかかる
既婚男性の妻から慰謝料を請求された場合、話し合いで解決すれば良いのですが、話し合いがまとまらなかったら裁判を起こされる可能性が非常に高いです。
裁判を起こされた場合、妻は弁護士を付けるはずですから、こちらも弁護士を付けて争うことになるでしょう。弁護士を付けずに裁判することも可能ですが、法律のプロである弁護士と素人が対等にやりあうのは非常に難しいです。
もし、弁護士を付けて裁判に臨む場合は、当然弁護士費用がかかってきますが、着手金だけで10~30万円かかります。また、相手方が請求してきた慰謝料額から減額できた分の10~20%を成功報酬として支払わなければなりません。
他にも相談料や裁判費用など、裁判を起こされたら慰謝料以外にも様々な費用がかかることになり、かなりの金銭的負担を強いられることになるでしょう。
周囲の人からの信頼を失う
不倫は刑事事件ではないので前科が付くことはありませんが、民法上の不法行為にあたりますから、世間からの風当たりも非常に強いです。
芸能人の不倫が発覚すると大バッシングを受けたり、CM契約が打ち切られたり、出演しているドラマがお蔵入りになったりと、非常に重い代償を背負うことになりますが、それは一般人にも同じようなことが言えます。
一般人の場合は、不倫が原因で仕事を辞めさせられるパターンはそこまで多くありませんが、友人や家族からの信頼、社会的な信頼を失ってしまう可能性が高いでしょう。
「不倫はやってはいけない行為」というのが世間の常識ですから、不倫がバレて噂が広まることで、周囲の人から冷たい目で見られるようになり、それが原因で今まで築き上げてきた信頼を一気に失ってしまうことになるのです。
婚期を逃してしまう
不倫相手と結婚したいと思ってズルズルと不倫を続けていると、婚期を逃してしまう恐れもあります。あなたは結婚したいほど相手のことを愛しているのかもしれませんが、不倫をする男性は本気ではなく遊びで付き合っている場合がほとんどです。
このまま不倫をズルズル続けたところで、不倫相手はあなたと再婚してくれない可能性が高いですから、貴重な時間を無駄にすることになるでしょう。すると、不倫相手と別れた時に、自分と同世代のほとんど人は結婚していて、気が付いたら自分だけ取り残されていた…という状況に陥りやすいのです。
また、10代~20代のころは男性からチヤホヤされていたのに、30代を過ぎると急に男性から相手にされなくなることも。なので、不倫相手と別れて他の男性と結婚したい!と思った時には、もう手遅れになってしまう可能性もあるので注意して下さい。
出典:
アディーレ法律事務所『浮気・不倫の慰謝料の相場は?』
https://www.adire-isharyou.jp/special/01/
ベリーベスト法律事務所『浮気や不倫の慰謝料請求で必要な弁護士費用について』
https://rikon.vbest.jp/columns/641/
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