物欲がない人になる原因と理由
諦めからネガティブ思考になっている
物欲がなくなってしまうのは、諦め癖があってネガティブ思考に支配されているのが原因だと考えられます。こういった人は、「可愛いな」「素敵だな」と思う物を見ても、「どうせ自分には似合わないから…」「あんな高い物を身に着ける資格はないから…」と自己肯定感が低い傾向にあるのです。
なので、物欲が湧いてきても無理やり抑えつけて我慢してしまうのでしょう。そして我慢するのが当たり前になると、やがて物欲すらも湧いてこなくなってしまうのです。
ちなみに、こういった人の場合は、恋愛や仕事、人間関係などでも、行動に起こす前に最初から諦めてしまうことも少なくありません。
ストレスや疲れで無気力になっている
人間は脳が疲れてしまうと、物事を考えたり、決断を下すのが億劫になってしまいます。なので、日常的に強いストレスを感じていたり、疲労が蓄積されて無気力状態になっている時は、買うものを選んでいる場面を想像しただけで面倒くさいと感じてしまいます。
挙げ句には無意識のうちに「買わなくていいや」と脳が判断してしまうのです。そして、その判断を「物欲がなくなった」と認識してしまうのです。
しかし、この場合は物欲がなくなったわけではなく、間違った判断で物欲がなくなったと勘違いしているだけですから、これは精神衛生上良い状態であるとは言えません。
また、こういった理由で物欲がなくなっていると、何を食べてもおいしいと思えなくなったり、以前楽しいと思えたことが楽しくなくなったりなど、他のことに対しても無気力になっていることが多いです。
このまま放置してしまうと、ますます精神状態が悪化してしまうため、この場合は早めに適切な対処を取る必要があります。
面倒くさがりな性格だから
何をするにしても「面倒くさい」と感じてしまうような性格も、物欲がなくなる原因のひとつになります。今や、食品や日用品などは、自宅にいながらスマホやパソコンで気軽に買い物できる時代になりました。
ですが、洋服や靴、電化製品や家具のように、本当に自分に合うサイズなのか、部屋に合うサイズなのかなど、お店に行ってきちんと目で確かめないと、気軽に買い物できない物はたくさんありますよね。
しかし、面倒くさがりな性格の人は、お店に足を運ぶことすら面倒に感じてしまいます。そのため、欲しい物があったとしても、「買いに行くのが面倒だな…」という気持ちが勝ってしまい、結局「やっぱりいいや…」と思って物欲が自然となくなってしまうのです。
我慢するのが当たり前になっている
小さいころからあらゆることを我慢してきた人も、物欲がない傾向にあります。「これが欲しい」と両親に言っても、「我慢しなさい」と言われて全く買ってもらえなかった人や、家が貧乏で欲しい物が買えなかった人がこれに当てはまるでしょう。
また、周囲の人に気を遣いすぎて自分の意見をはっきり主張できない性格の人は、本当は「これが欲しい」「あれをやりたい」と思ってもすぐに我慢してしまいます。
そして、大人になって自由に物が買える環境になっても、欲しい物をすぐに諦めてしまうのです。また、こういった人は、欲しかった物を手に入れることで、喜びを感じるどころか罪悪感しか残らないという人も少なくありません。
そのため、本当は欲しい物があっても無理やり物欲を抑えつけてしまい、それが原因で次第に物欲も湧かなくなってしまうのです。
他の欲求で気持ちが満たされている
物欲がないのは、食欲や性欲、睡眠欲などの他の欲求ですでに気持ちが満たされているからかもしれません。人間は、強い不満やストレスを感じた時ほど、強い欲求にかられる傾向にあります。
物欲が強い人の場合は、買い物に行って気持ちを満たそうとしますが、物欲がない人の場合は、その代わりに「美味しいものを食べたい」「早く寝たい」「セックスしたい」など他の欲求が湧いてくるのです。つまり、物欲以外の他の欲求で上手くバランスが取れているタイプの人だと言えるでしょう。
お金に対する執着心が強い
とにかくお金に対する執着心が強いのが原因で、物欲がないという人も意外と大勢います。こういった人は、物欲が全くないわけではありません。ですが、それ以上にお金を使いたくないという気持ちが人一倍強く、貯金額が増えていくことが最大の喜びなのです。
そのため、給料が出れば生活費を引いた分をしっかりと貯金するのです。自由に使えるお金もたくさんあり貯金もできているにも関わらず、それをできるだけ使わないようにします。つまり、お金に対する執着心が強いのが原因で、自然と物欲がなくなっているのでしょう。
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