みんなの人生が変わったエピソード集!《女性編2》
海外での仕事
「海外が好きだった私は、大学でスペイン語を専攻し、メキシコで日系企業の通訳の仕事に就きました。
充実した日々を送っている中、ふとメキシコ人に『君は何のために働いているのか』と聞かれました。私は『お金を稼ぐためだ』と答えると、『お金を稼ぐのは答えじゃない。問題はそのお金を何のために貯めているかだよ』と言われました。
そのとき、私はハッとしました、彼らは、大学や旅行など、明確な目的のもとに貯金をしています。その日から、他の国のことも知りたいと思い、その資金を貯めるために働くようになりました。まさしく人生が変わった瞬間でした」(30歳/女性/通訳)
貯金そのものが好きで働いている人もいますが、海外の人は稼いだお金で旅行や勉強をして、お金がなくなったらまた働く、という人が少なくないようです。
日本人が持っている労働観と海外の人とのそれは、大きく異なります。異文化を知るために海外に住んでみるのも、人生が変わったと思えるきっかけになるかもしれません。
少女漫画を読んで変わった
「私が高校生の時の話です。友達の一人が『ストロボ・エッジ』という少女漫画をオススメしてくれました。
読む人によっては、よくあるただの少女漫画かもしれません。現に私の友達は、『蓮くんがかっこいい』『大樹の性格がイケメン』というような、一般的な楽しみ方で読んでいました。
しかし、私が読んだ時のインパクトは凄まじいものでした。恋愛についてだけでなく、友情や家族の在り方、人を好きになるとはどういうことかなど、その作品性の高さに衝撃を受けました。
あの時、『ストロボ・エッジ』を読んでいなかったら、今の私はいないと断言できるほど、人生が変わったと思える漫画です」(19歳/女性/学生)
思春期の頃に読んだ本や、観た映画は忘れられないですよね。その頃に衝撃を受けたものは、自分の価値観のベースになっている人が多いと思います。
大学の時に聞いた音楽
「私は音楽が大好きです。大学の時に、人間関係と家庭の問題とお金の問題で押しつぶされそうになった時、音楽とその歌詞に救われたからです。
全てに押しつぶされそうになった時、ふとBUMP OF CHICKENの『supernova』を聴こうと思いました。『誰の存在だって 世界では取るに足らないけど 誰かの世界は それがあって造られる』という歌詞を見て、私は涙が止まりませんでした。
もう少し頑張ってみよう、でももし無理なら全部捨ててしまおう、だって生きているだけでいいんだから、と前向きになれたのは、あの時、あの曲を聴いたからです。歌は本当に人を救うんだな、と心から実感しました」(31歳/女性/派遣社員)
悩みやストレスに苦しんでいる時、歌や歌詞に人生を救われた人はたくさんいると思います。悩んだ時こそ、好きな曲の歌詞を眺めてみてください。人生が変わったと思えるヒントがあるかもしれません。
ある映画を観て…
「職場の同僚が映画好きで、仕事終わりによく二人で、どちらかの家で映画を観ます。最初にそのきっかけとなったのが、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』です。
その同僚から『映画とか好き?オススメの映画があるから、家で飲みながら観ない?』と誘われたのが始まりでした。
映画はハートフルムービーでした。カウンセラーと天才数学少年が徐々に心を開いていくというストーリーなんですが、私にはそれまで心を開ける友達がいなかったので、感動と少しの羨望で涙が止まりませんでした。
隣を見ると、その同僚も号泣していました。同じものを見て、同じ気持ちになれる友達は、実は世の中にそんなに多くはないと思います。生まれて初めて、しかも大人になって親友ができました」(25歳/女性/事務)
親友と呼べるほど、人と仲良くなることは、実は難しいと思いませんか?一人でもそういう人がいれば、人生は大きく変わりますよね。
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