末っ子長男の特徴《性格編》
末っ子長男はどのような性格なのでしょうか。女性に囲まれた環境や、末っ子にして長男ということから、親のしつけや育ち方に特徴があることも。そんな末っ子長男の性格の特徴をご紹介します。
甘えん坊
末っ子長男は、甘えん坊な性格であることが多いです。小さいころから、母親や姉などお世話をしてくれる存在がいたので、自然に人に甘えることができます。
また、親にとっては初めての男の子供なので、大切に育てられた人が多いでしょう。わがままを言っても、家族からは「かわいい」「末っ子だから仕方ない」と思われることも。そのため、甘えん坊なだけでなく、わがままな一面もあるのです。
大人になっても甘えん坊な性格は残ります。そのため、友達や恋人にも甘え上手で可愛がられる存在になるでしょう。
ポジティブで楽観的
末っ子長男は、ポジティブで楽観的な性格の持ち主でもあります。困ったことがあっても家族の誰かも助けてもらえたり、守ってもらえたりするのが末っ子の特権です。
「お姉ちゃん」の立場だと、たとえば夏休みの宿題で困ったことがあっても、自分で何とかする場合が多いでしょう。しかし末っ子は、姉が手伝ってくれる場合もあります。末っ子なので、親も甘えてくる息子に手を差し伸べることが多いかもしれません。
そのため、困ったことがあっても何とかなるだろうと、ポジティブで楽観的な性格になります。甘え上手で人に頼ることができることも影響しているでしょう。そんな性格なので好感をもたれやすく、周りの人もつい助けたくなるのです。
女性に優しい
子供のころから女性に囲まれていた末っ子長男は、女性に優しい人が多いです。男ばかりの兄弟や一人っ子だと、家族の中にいる女性は母親だけですね。しかし末っ子長男なら、姉という存在がいます。
姉なので女性として接するわけではなりませんが、女性がどのようなことで怒ったり落ち込んだりするのかをわかっています。姉に連れられて買い物に行ったり、女性が好きなスイーツ食べ放題などに付き合わされた経験がある末っ子長男もいるでしょう。
女性の好きなものをよくわかっていて、女性がよろこぶことをできるのも、末っ子長男の特徴ですね。男である自分が上に立つのではなく、女性のことを考えて優しくできる性格に、魅力を感じる女性も多いはず。
自由奔放
末っ子は、自由奔放な性格になることもあります。1人目は、親にとって初めての子育てなので厳しくしがち。2人目になると多少気持ちに余裕ができるものの、2人の子育てに精いっぱいになることも。そして3人目以降は、それまでの経験から余裕がでてくる親が多いです。
下の子が騒いでいても、親は「まあいいか」「子供はそんなものだから」と思えるようになるのです。また、上の子はしつけのために制限がいろいろあったのに、末っ子は制限がないということも。
制限がなく自分がやりたいように行動できるので、自由奔放な性格になるのです。末っ子長男は好奇心旺盛な人が多いのですが、それは自由に好きなものに打ち込めたり、熱中したりすることができたからでしょう。
物おじしない
末っ子長男に限らず、末っ子は物おじしない性格になることも。姉にくっついて遊んで、自分よりも年上の人と関わる機会が多くなるからかもしれません。
学校に上がるころには先生たちはすでに顔見知り、ということも珍しくありません。先生からも「〇〇さんの弟」という感じで知られているので、他の同級生よりも早く馴染めることもあるでしょう。
子供のころから物おじせずに目上の人と話せる末っ子は、世渡り上手になることも。いろいなことに果敢に挑戦できる大人になる人も多いですね。
競争心が強い
末っ子には、生まれた時から姉という超えたい存在がいることになります。姉弟であっても、長男なら姉を超えたいと思うことも多いはず。優しい面があっても、男としてのプライドが出てくるのです。
姉より速く走れるようになりたい、姉と喧嘩して勝ちたいという感じで、競争心が芽生えてきます。物心がつく頃から自然と競争心がでてくるため、末っ子長男の男性は競争心が強くなることがあるのです。
スポーツ選手には末っ子が多いといわれています。これは、子供のころから姉弟の中で競争心を抱いてきたため、自然と競争することに意識が向きやすいせいもあるでしょう。
女子力が高く女友達が多い
姉がいる末っ子男子の場合は女子力が高くなり易いと言えます。父親が仕事で日中留守にしていることが多いと家にいるのは母親と姉だけということになりますよね。そうすると男一人なのは自分のみ。そのため、会話をする相手は女性だけになります。
また、小さい頃に遊ぶ相手も姉や母です。そうなると遊びも女の子が好きそうなものになる確率が高いでしょう。これは姉が2人や3人いる場合、この色がより強くなると考えられます。小さい頃に根付いたこうした感覚は学生になっても残り、女友達が多くなる可能性が高いのです。
尚且つ自然と女子力が高くなる傾向もあります。女性の気持ちを考えることのできる女付き合いの上手い男性になるでしょう。
控えめで草食系男子も多い
家庭においての兄や姉の壁は分厚いもの。1つ2つ年齢が違うだけならまだしも、3つ以上離れているとなると遊びも考え方も異なります。そのため、テレビのチャンネルの奪い合いやゲーム機で遊べる権利などで末っ子は何かと抑圧されることも多いのです。
成長するにつれ順番というものを意識するようになり、兄弟間でルールが生まれるようになります。今まで兄や姉に権利ごととられていた物に触れることができるチャンスは、ただ順番を待つだけで手にすることができるようになる訳です。そうなると大人しく待つのみ。これが控えめになる理由のひとつでしょう。
しかしその代わりに自分からぐいぐい行くのは苦手になる場合が多いでしょう。いわゆる草食系男子になりやすいということも考えられます。
空気を読むのが上手い
家庭の中で自分が一番下のポジションとなる末っ子は、兄や姉などがしてきた失敗を見て反免教師にし、同じ過ちは犯さないようにするべく観察が得意です。また、それに伴い洞察力が鋭くなるでしょう。
となると自然と空気を読むのが上手くなるのです。視野が広くなり、誰が何を考えているのか、今何をすべきなのかなどの状況判断にも優れた思考を持ち合わせています。これは末っ子だからこそ身に付けることのできる特技と言えるでしょう。
家庭とも言えど、兄や姉がいると兄弟のなかで小さな社会ができあがります。兄弟であっても人と関わりを持つことでこうした力が培われるのです。
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