めんどくさがりな人の長所と短所
何事も短所があれば、長所も見つかるものです。めんどくさがりな人も例外ではなく、短所もあれば長所と呼べるものもあり、長所に注目していけば、非常に魅力的な人物として感じられることもあるでしょう。
ここでは、めんどくさがりな人の長所と短所に触れていきます。
長所1:追い込まれた時に集中力を発揮する
先程も例に出したように、めんどくさがりな人は、夏休みの最終日に追い込まれながら課題をやるタイプだと言えます。
このやり方は、一見すると非常に効率が悪く思えるのですが、実はそうではありません。もともと集中力が続かず、結果さえ良ければ全て良しと考えるめんどくさがりな人にとっては、最終日にまとめてやったほうが効率がいいと感じられるのです。
コツコツと日頃からやるのも効率が良いと言えますが、そのやり方には向き不向きがありますよね。めんどくさがりな人は集中力が続かないため、日頃からコツコツやることができません。しかし、追い込まれた時やすぐに結果を求められている時などは、高い集中力を発揮し、見事にやり遂げる能力を持っています。
毎日コツコツできる人は長期集中型、めんどくさがりな人は短期集中型と考えれば、それぞれの長所がわかりやすく見えてくるでしょう。
短所1:計画性がなくトラブルに弱い
追い込まれたら高い集中力を発揮するめんどくさがりな人ですが、お世辞にも計画性があるとは言えません。
たとえば、毎日コツコツ何かをできる人ならば、トラブルが起きても、余裕を持って対処できますよね。しかし、めんどくさがりな人はそれができません。決められた物事を処理するための時間しか確保できていないため、想定外の事態に対処するほどの余裕はないのです。
先程も出している夏休みの宿題を例にすると、コツコツやっている人が熱を出してしまったとしても、日頃から宿題を進めているため、「熱を出したから宿題が終わらない!」とはならないでしょう。しかし、最終日にやるタイプの人が最終日に熱を出してしまえば、「これでは絶対に宿題が終わらない!」と危機的状況に陥ります。
当然、宿題が終わらなければ、結果オーライとはいきません。そういった突然のトラブルにはめっぽう弱いというのが、めんどくさがりな人の短所と言えるでしょう。
長所2:効率的に物事を考えるのが得意
効率的に物事を考えるのが得意というのも、めんどくさがりな人の特徴です。トラブルに弱いという一面はあるものの、トラブルを抜きにして物事を効率的に考えるのことには非常に向いています。
たとえば、めんどくさがりな人は、定時退社をしている人が多いのだそう。実際、めんどくさがりな人が時間内に業務を終えて帰宅する姿を、目撃したことがある人は多いでしょう。「特徴」のところでも触れた通り、「いかに自分が楽できるか」を重視しているため、それを叶えるために効率を求め、実行することができるのです。
また、夏休みの例を出してみても、冷静に考えれば、最終日に全ての課題を終わらせるのは簡単なことではありません。ある程度効率を考えておかないと、期間内に課題を終わらせることはできませんよね。
高い集中力に加え、どのように物事を処理すればいいのかを冷静に考え、実行できる能力を持っているのです。
短所2:周りに迷惑をかけることが多い
特徴や心理、そして長所からも見てわかる通り、めんどくさがりな人は自分中心で物事を考えて行動しています。効率よく動けるのも自分のことしか考えていないからであり、それ以外のことは全く考えていません。
そのため、長所として挙げた特性も、集団行動の中では、単なる迷惑だと片付けられてしまうこともあります。もともと周りから理解されることが少ないため、物事を後回しにしていれば周りを不安にさせますし、後回しにした結果周りの人の手が止まるならば、大きな問題となってしまうでしょう。
近くに理解者がいれば、めんどくさがりな人の代わりにうまく物事を回してもらえますが、理解者がいないと、長所すらも短所になってしまうことは多々あると言えます。
長所3:物事を改良するのに長けている
積極性がないめんどくさがりな人は、何かにチャレンジしたり、努力したりすることを嫌います。しかし、現状を改善していく力に長けているという一面を持っているのです。
もともとめんどくさがりな人は、できる範囲でできることをやりたいタイプです。そのため、必要であればその現状を改良し、自分がもっと楽になれそうな方法を模索することもできます。
たとえば、職場の制服が動きづらいという理由で、より動きやすい制服に改良してもらえるように働きかけたり、残業が少なくて済むよう仕事内容に改良を加えたり。めんどくさがりな人だからこそ、めんどくさいことを排除して楽をしようと各所に働きかけて、意外にも周りに恩恵をもたらすこともあるのです。
短所3:集中力が続かずだらけてしまう
短期集中型のめんどくさがりな人は、集中力が続かずにだらけてしまうことがあります。夏休みの宿題を例に出すとわかりやすいですが、コツコツ長期的に何かをやり続けようとしても、集中力が続かず、徐々にだらけてしまうのですね。
そのため、めんどくさがりな人に長期的に集中力が必要な物事を強いても、確実にだらけてしまいます。最終的に結果は出してくれるでしょうが、周りと連携して進める必要がある物事や、トラブルの可能性が考えられる物事の場合は、高い確率で周りに迷惑をかけると言えるでしょう。
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