食べるのが遅いのは良いこと?悪いこと?
食べるのが遅い人の中には、「食べるのが遅いところが嫌だ…」「早く食べられるようになりたい…」と考えている人も多いはずです。しかし、食べるのが遅いことはそれほど悪いことなのでしょうか。もしかすると、悪いことだとは思っていない人もいるかもしれません。
なので、ここからは食べるのが遅いことが悪いのか、それとも良いことなのかについて掘り下げていきます。いろいろな意見を取り入れつつ、本当に改善するべきなのかを検討してみてくださいね。
食事に時間をかけた方が体に良い
食べるのが早い人と食べるのが遅い人を比べた時、後者の方が体にいいと言われています。なぜ食事に時間をかけた方が体にいいかというと、噛む回数や消化の時間が関係しているからです。食べるのが早いと噛む回数が減り、消化に時間がかかってしまいます。
逆に食べるのが遅いと噛む回数が増え、消化が早くなるでしょう。特に日本人はお肉などのタンパク質を消化しづらいと言われているため、細かく砕いてから飲み込むことで消化を助けることができます。
ゆっくり食べることがダイエットにも繋がる
人の脳には、食欲を抑制する「満腹中枢」と呼ばれる部分があります。満腹中枢が刺激されるとお腹いっぱいだと感じるため、食べるのをやめることに繫がるでしょう。しかし、中には満腹中枢が刺激されず、思っている以上に食べてしまう人がいるようです。
これは、満腹中枢が食事を始めてから20分ほど経たないと刺激されないことが関係しています。20分以内に食べ終わるとお腹がいっぱいだと感じないため、ごはんやおかずをおかわりしたくなるでしょう。逆に20分以上かけて食べれば、目の前の食事だけでお腹がいっぱいになり、ダイエットに繫がると言えます。
誰かと食事する場合は迷惑をかけることも
食べるのが遅いことはメリットも多いのですが、デメリットもあります。特に、大勢と食事をする時は周りの人に迷惑をかけてしまう可能性があるでしょう。コース料理ならテーブルの料理がなくなってから次の料理が運ばれますので、他の人を待たせてしまいますよね。
また、ラーメン屋さんや牛丼屋さんなど回転率の高い飲食店では、食べ終わったらすぐに出なければならない雰囲気があります。なので、早く食べ終わった方は相手が食べ終わるまで待たなければならず、気まずい思いをしてしまうかもしれません。
遅いと食事が冷めてしまう
温かい料理は、温かいまま食べるから美味しいものです。しかし、食べるのが遅い人は温かい料理が冷めてしまうことも少なくありません。麺類であれば伸びてしまって、最後の方は美味しさが半減してしまうと言えるでしょう。
なので、料理をおいしく食べたいと考えている人にとっては、ペースが遅いことはデメリットとなります。
出典:
NEWSポストセブン『肉食に合わない日本人の体質 無理に食べると腸内環境悪化も』
https://www.news-postseven.com/archives/20210101_1623520.html?DETAIL
糖尿病ネットワーク『よく噛めば食欲をコントロールできる 食事の満足感も高まる』
https://dm-net.co.jp/calendar/2013/021074.php
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