大学生と社会人のカップルがうまくいかない理由
先述したように、大学生と社会人のカップルはうまくいかないこともよくあります。では、なぜ大学生と社会人が付き合うとうまくいかないのでしょうか?この章からは、付き合うとうまくいかなくなる理由の数々に迫っていきましょう。
予定が合わずにすれ違う
大学生と社会人は、違う環境で日々の生活を送っています。大学生と社会人の間には、必然的に生活リズムに大きな違いが生じてしまうのです。
また、どちらか一方が暇な日に限って、もう一方が本業に励まなければならないことも多々あるでしょう。このような原因が絡み合った結果、互いの予定がなかなか合いません。デートをすることはおろか、ちょっと会うことでさえ困難になる可能性も。
つまり、最終的にはすれ違いを引き起こすということです。彼氏あるいは彼女に会いたいのに会えない日々が続くことによって、関係がうまくいかなくなってしまうのも納得できますよね。
金銭感覚にズレが出る
アルバイトを収入源としている大学生よりも、仕事を本業とする社会人のほうが基本的には稼ぎは多いですよね。両者の間で収入に違いが生じれば、金銭感覚にズレが出る時もあるのです。
一例として、デート中に飲食店で食事をする時が挙げられるでしょう。社会人の彼氏が、デートで高級レストランに誘った場合、大学生の彼女は「一回の食事として高すぎる金額なのでは?」と懸念を抱きます。
彼女の懸念を払拭するために、彼氏は全額払ってくれるかもしれません。しかし、毎度のように高額な食事代を払ってもらうのは、さすがに申し訳ないと感じるもの。いずれは、関係を持ち続けることに疲労をも感じて、交際がうまくいかなくなってしまいます。性別が逆でも同じことが言えるでしょう。
返信の速度が違う
返信の速度が違うために、大学生と社会人のカップルはうまくいかない場合もあります。大学生は、講義の合間などの休憩時間に恋人と連絡を取れるでしょう。早ければ、講義が1コマ終わった約90分後に再び連絡可能な時間を確保できるのです。
しかし、社会人の休み時間は、基本的にお昼頃の約1時間ですよね。特に仕事がある平日は、大学生よりも返信する速度が遅くなってしまいます。
毎度のように返信が遅いと、大学生は「仕事なのはわかるけど、いつも返信が遅いから不安…」と思ってしまうことも。襲ってくる不安に耐えきれず、最終的には二人の関係自体もうまくいかなくなってしまうのです。
上下関係が生じる
カップルの関係性は、対等であるのが理想的です。対等な関係を築いたほうが、お互いに言いたいことを言えて、自分のことも相手のことも同じくらい尊重できるため、結果的に交際がうまくいきます。
大学生と社会人のカップルでも、対等な関係を築いている人たちは大勢いますが、上下関係が生じてしまってうまくいかないケースも多々あります。日々責任を感じながら働いている社会人の中には、「学生は気楽で良いな…」と思っている人もいるでしょう。そんな卑屈な思いから、大学生の恋人よりも上の立場として接するようになるのです。
大学生がその卑屈な思いを知ってしまうと、「そんな思いで接してるのか!」と怒りを覚えることもあります。最悪の場合、喧嘩にまで発展してしまうのです。喧嘩する日々が続けば、関係性がうまくいかなくなるのも当然ですよね。
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