頭いい人は変わってる？そう言われる理由や頭いい人の特徴を徹底分析 (4/7)

頭いい人の特徴《考え方編》

続いて、《考え方編》です。賢い人の頭の中は、一体どうなっているのでしょうか。

目的を明確にする

先ほどから、何度も「頭がいい人は効率を重視する」と言う主旨のことをお伝えしてきました。効率良く行動するとはつまり、目的までの最適な方法を選ぶこと。何をするにおいても、まずは目的ありき。目的を定義し、はっきりさせることが重要と言えるでしょう。

頭がいい人は、このことをよく理解しています。成し遂げたい目的がある場合、まずは最終ゴールを事細かにイメージし、そこから逆算で行動を計画していきます。また、トラブルが起こるなどして判断に迷う際も、目的に沿った最適解を論理的に導き出せるため、必要以上に足踏みをすることもありません。

正解に囚われない

常に目的が明確なため、そこにたどり着くまでのプロセスにおいては、従来の常識やセオリーにとらわれず、自由な発想で物事を解決していきます。「普通ならこうだろう」という枠にとらわれないため、一つの目的に対していくつも手を打つことができ、それが結果的に達成へのペースを早めることに。

簡単な例で説明すると、頭がいい人は、理想の恋人に出会いたいと思ったら「こんな出会いが理想」という常識にとらわれず、今できる出会いの方法を次々に模索していきます。あくまで「理想の人に出会うこと」が目的であり「素敵な方法で出会うこと」ではないからです。

目的とプロセスを履き違えない冷静さがあるからこそ、正解さにとらわれない発想が可能になります。

常にフレキシブル

頭がいい人こそ、アイディアの決め打ちはしないもの。一つの目的に対して、効率の良いプランニングを行いますが、その中では「これがダメだったらこうしてみる」という選択の幅を持たせています。「正解に囚われない」にも通じますが、あまり計画を綿密に立てすぎないフレキシブルさを持っているのが特徴でしょう。

常に高回転で思考し、人知れず様々なトライ&エラーを繰り返しています。これがダメならこれ、と次々に検証を行い、最適解を導き出すことができるのです。

「考えること」が楽しい

なぜそこまで向上心を持って行動できるのでしょうか。それは、「考えること」が楽しいから。頭がいい人は、自分の考えで何かを作り出したり、改善したり、目的を達成するという一連の行動が楽しくて仕方がないのです。趣味と同じで、楽しいことならいくら頑張っても疲れません。

例え周囲に「変わってる」と思われようと、自分が納得するまで考えたり、検証したり、行動することの繰り返し。そして、一番ベストな形で目的に着地できた時の気持ち良さが、また次の「考えること」へと駆り立てるのです。こうしてどんどん発想や思考が鍛えられていきます。