我が強い人になってしまう原因
そもそも我が強くなってしまうのは、どういった原因が考えられるのでしょうか?原因を把握することで我が強い人の心理を理解できるかもしれませんし、我が強い性格を改善するための対処法が見えてくるかもしれません。
自分が正しいと信じ込んでいる
我が強くなってしまうのは、自分の考えや意見が常に正しいと信じ込んでいるのが原因のひとつです。なぜなら、そのように信じ込んでいると、他人の考えや意見は全て間違っていると思い込みやすいからです。
よって、相手の意見に全く聞く耳を持たず、自分の考えがいかに正しいかを周囲の人に分からせようと、一方的に自分の意見を押し通そうとしてしまうのでしょう。
しかし、人それぞれ考え方や価値観が異なるのは当然のことですし、自分の意見が正しいとは限りません。周囲の人と良好な人間関係を築き、円滑にコミュニケーションを取るためには、相手の意見もしっかりと受け入れて妥協することも必要です。
そのため、自分の考えや意見が正しいと信じ込んでいる間は、周囲の人と良好な人間関係を築いていくのは難しいでしょう。
他人に否定されることを避けている
我が強い人は、他人に否定されることを避ける傾向があります。なぜなら、他人に否定されることによって、自分の存在自体が否定されているような気がして、プライドが傷ついてしまうからです。
本来、間違っていることを指摘されたり、否定されたりすることは悪いことではなく、むしろ自分の欠点を改善し、人間として成長するための良い機会になります。
しかし、我が強い人はそれを素直に受け止められないので、自分の考え方が間違っていても、それを改めることができないのかもしれません。
自己顕示欲が強すぎる
「大勢の人に注目されたい」「自分を認めてほしい」という自己顕示欲が強すぎるのも、我が強くなってしまう原因のひとつだと考えられます。こういった人は、自分の存在を周囲の人に強くアピールしたいと考えています。
そのため、自分が先頭に立ってその場を仕切りたがったり、自分の意見をはっきりと主張して周囲の人から認められたいと思っているのでしょう。ですが、我が強い人に自分の存在を強くアピールされると、周囲の人は「ウザイ」「面倒だ」と感じてしまいます。
特に日本人は、個よりも全体の和を重んじる傾向があるため、自己主張が激しい人に嫌悪感を抱く人も多く、それが原因で嫌われてしまうことも少なくありません。
実は自分に自信がない
我が強い人は自分の意見をはっきりと主張するので、一見自信に満ち溢れているような印象を受けますよね。ですが、その我の強さは自分に自信がないことの裏返しであることも少なくありません。
先ほどご紹介した「自己顕示欲が強すぎる」「他人から否定されることを避けている」というのも、自信のなさやメンタルの弱さが原因だと考えられます。
そもそも自分に自信を持っている人は、わざわざ自分で存在をアピールしなくても、自然と注目を集めるものですし、自分の意見を相手から否定されても、「そういう意見もあるんだ」と割り切って、イライラすることもないでしょう。
我が強い人は、自信のなさやメンタルの弱さを隠そうとするあまり、「自分の意見は絶対に正しいんだ」と思い込んで、他人に対して攻撃的な言動をとってしまうのです。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!