プライドが高くなってしまう原因とは?
幼少期の体験によるトラウマや周囲の環境、ネガティブな自分を保とうとする行動などが、プライドを高くさせていることもあるのです。
ここでは、プライドが高くなってしまう原因について詳しく解説します。
失敗した体験がトラウマになっている
プライドが高い人は常に完璧を求めているため、「失敗するのは恥ずかしいこと」と思い込んでいることが多いです。過去に失敗してバカにされたことがあり、その経験が失敗を恥だと思い込むようになった要因の一つでしょう。
そのトラウマを克服しきれないままに大人になると、失敗することを恐れて努力を積み重ね、完璧を求めるというループに陥ってしまうのです。
周囲に褒められて育った
周囲に褒められて育つことは、決して悪いことではありません。特に幼少期時代は、「逆上がりができた」「かけっこで1位になった」「テストで100点を取った」などで褒められることも多いことでしょう。
ただし、この時に「Aちゃんよりも足が速かったね!」「B君よりも頭が良いね!」などと、自分と友達の誰かを比べながら褒められて育つと、「人より優れている自分はすごい」という価値観になります。その結果、他人を見下す性格になってしまうのです。
プライドが高い人は他人を見下す傾向がありますが、これは幼少時期に褒められ方を間違えて育ったことが要因でしょう。
大きな挫折を経験したことがない
例えば、スポーツの才能があって負けた経験がなかったり、難しい授業も自分だけはスムーズに学習を進めることができたり、周囲が挫折しているのに自分だけは順調だったという経験は、プライドが高くなる原因になり得るでしょう。
プライドが高い男性の特徴として「他人より優位に立ちたがる」とご紹介しましたが、これも大きな挫折を経験したことがない人に当てはまります。
挫折を経験したことがない人は、基本的に「できない人」を見下す傾向にあり、プライドが高くなってしまうのです。
自信がないから大きく見せている
何度もご紹介したように、プライドが高い人ほど自分に自信がありません。失敗するのが怖いから努力を惜しみませんし、嫌われるのが怖いから初めから人を寄せ付けようとしないのです。
プライドが高い人は、こうして自信のないところをあらゆる方法でカバーすることにより、自分を大きく見せています。そして、自信がないことを他人に知られないように、すさまじい努力をしているのです。
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