甘えん坊な彼氏・彼女の特徴はコレ！男女の本音＆ベストな甘え方

甘え方を知らない女性にオススメの方法とは？

これまで恋愛は苦手だった、恋愛には縁が無かったという女性には、せっかくお付き合いが始まっても「甘える」という行為が難しいかもしれません。『No.1キャバ嬢が教える男の本音を知る技術～幸せな結婚ができる女性 なぜか結婚できない女性～』（高野麗子）には、以下のような記述があります。

「キャバクラでの接客を例にあげましょう。『落ちついたキャバ嬢さんに接客してほしい』というお客さまの場合はまた別ですが、『距離を縮めてキャバ嬢さんと仲よくなりたい』というお客さまの場合、スキルのあるキャバ嬢さんは、席につくなりテーブルにパタッと倒れこんだりします。そして『あー、もう今日ホントにお腹すいちゃって……鳴っちゃってる』と言ってみたり、豪快に酔っぱらってつぶれたふりをして、次の機会に『ごめんね、恥ずかしい』とかわいく謝ります。態度も言動も、ゆるゆるでスキだらけなのです。でもそのほうが、お客さまは『いや、マジでおもしろかったよ』と、親密になりやすいのです。お客さまは『女の子と仲よくなりたい』と思って来ているのですから、まずは自分から『スキを見せ』て、そこから『甘える』で正解なのです。

こういったスキを見せられない女性は、いわゆる完璧主義の人に多いです。きちんとお金も時間もかけてルックスを磨き、仕事もできて、そのうえ料理などの家事もこなすというような、全方位を完璧にできることを目指している女性です。そういう女性は、男性に『コレができない』『ソレがわからない』『アレに困っている』が言えません。でも、距離を縮めたいと思っている男性が相手なら、自分のできない部分、弱い部分を、はじめから見せてしまいましょう。そのほうが早く関係が進みます。いきなり最初から『今日こういうことが会社であって、私はこう思ったんだけど、どうしたらよかったのかな？』と、相談してみるのです。個人差はありますが、男性は仕事の話が好きな傾向があります。

（中略）

女性が先に甘えないと、男性も甘えられないので大変です。だんだんとふたりとも疲れていってしまいます。甘えるというのは、ベタベタとくっつくことだけではなくて、自分の弱い部分を見せること。それは別に負けることではありません。だれにでも弱いところはあるからです。男性からすると、女性が先に弱みを見せてくれたほうが助かります。『おれも甘えられるのかも』と安心材料のひとつになりますし、仕事がバリバリできそうな女性から仕事上での悩みを打ち明けられたら、『意外にこういうところもあるんだな、かわいいな』と感じたりします。距離を縮めたい男性がいるなら、その人の前では、まず『ちゃんとしすぎないでゆるめる』を心がけてみましょう。」

このように、ベタベタしたり、イチャイチャしたりすることだけが「甘える」という行為ではないようです。好きな男性の前では、上手に弱みを見せることもまた、二人の信頼関係を深める「甘え」のひとつなのかもしれません。

男性がグッとくる効果的な甘え方

女性に依存されるのが苦手な男性には、どのように甘えるのが効果的なのでしょうか。ストレートに甘えるのではなく、男性が構いたくなるようなワザもあるようです。『男が「大切にしたい」と思う女性50のルール―男はこう考え、女の「ここ」を見ている!』（潮凪洋介）には以下のような記述があります。

「『彼が忙しくて会えなくても、寂しがったりして男を困らせない女性』になれたとき、２つの大きな『よいこと』が起こります。

まずひとつ目。男は寂しがらない女性に対し『なんで寂しがってくれないの？』と、焦りやジェラシーを感じる生き物です。あなたを、今よりもっと追いかけたい気持ちが生まれるのです。

もうひとつは、あなたが彼に会えなくて本当に寂しくなったときに起こります。彼に会いたい気持ちを、ちょっとだけ言ってみるのです。するとどうでしょう？彼は飛び上がって喜びます。普段『会いたい！』なんて言わないあなたが会いたがっているのを知って、『おおっ、僕を必要としてくれている！』と感じ、すぐに会いに来てくれるはずです。このように『たまの寂しがり』は彼の気持ちに火をつける上で大きな効果があるのです。それは、自分の世界観をしっかり持って接することができる女性こそが成せるワザです。」

このように、普段から「もっと会いたい」「構ってほしい」とわがままばかり言うようでは、愛想が尽きたと思われても仕方がありません。ほんのちょっとだけ気持ちをほのめかす程度に留めるほうが、大げさに表現するよりも効果的になるようです。

＜参考文献＞
『No.1キャバ嬢が教える男の本音を知る技術～幸せな結婚ができる女性 なぜか結婚できない女性～』（高野麗子）
『男が「大切にしたい」と思う女性50のルール―男はこう考え、女の「ここ」を見ている!』（潮凪洋介）