試し行為のよくある例《続き》
試し行為には種類が多くあるため、自分がされている行為は試し行為なのか、それとも違うのか、気になる人は自分の体験と比べてみてくださいね。
自分以外の連絡先を消して!などの束縛
自分以外の連絡先を消して!などの束縛も試し行為の一貫です。本当に自分以外の連絡先を消して自分だけを見てほしいという心理もありますが、「恋人が本当に自分だけを見てくれるか」という試し行為にもなっています。
後で試し行為をする人の心理を詳しく見ていきますが、基本的に試し行為をする人の多くは構ってもらいたがりです。自分以外の異性に恋人が目を向ければ、それがたとえ友情や仕事上の付き合いだったとしても、自分以外の人を優先されて無視されたと感じてしまうのですね。
実際はそうではないとわかっていても、心の中に強い不安感があるため、どうしても行動で自分を安心させてほしいと望んでしまいます。意味もなく無理をさせることになる束縛だとわかっていても、OKをしてもらえれば、自分が何よりも最優先してもらえているという安心感や優越感が得られるのです。
恋人の趣味や好みを否定
実は恋人の趣味や好みを否定する試し行為もあるってご存知でしたか?
あえて恋人の趣味などを否定することで、自分のほうが正しい価値観を持っているという安心感を得たいのです。また、それと同時に自分が否定した趣味や好みを恋人がやめてくれることを望んでおり、「自分のことが好きならば趣味や好みくらい変えてくれるだろう」という気持ちがどこかにあるのでしょう。
試し行為にはあからさまな不機嫌な態度も
あからさまに不機嫌な態度を取って、自分は怒っていますアピールする人っていますよね。実はこれも試し行為のひとつ。自分が怒ったり不機嫌になったりしている様子をアピールすることで、相手に機嫌取りをしてほしい、謝ってほしいと思っているのです。
とにかく試し行為をする人は、自分の考えや価値観、欲求が優先されるべきだと考えています。頭では理不尽なことで怒っているとわかっていても、素直になれるほどの心の余裕はありません。そんな自分を棚に上げ、自分を大切に思っているなら、相手は自分の機嫌をとって、なんとかしてくれるだろうと考えているのです。
これは恋人だけでなく、友人や家族に対しても行われる試し行為だと言えます。
体調不良を装って心配させるのも試し行為!
体調不良を装って心配させるのもわかりやすい試し行為だと言えるでしょう。心配されるということは、人から注目されることを意味します。心配されて注目されて、気遣われて思いやられて…そんな感覚が試し行為をする人には非常に心地よいのですね。
また、過度な試し行為をする人は自傷行為によって相手を試すこともあります。よくあるのが「もう死んでやるから!」などという言葉でしょう。自分を傷つけることで過度な心配を煽り、注目されようとしているのです。
また、心配される存在は大切で必要な存在であるという価値観を持っている人がほとんど。試し行為をする人は自分に自信がない人も多いため、不安を煽って心配させることで、自分は相手にとって必要な存在だということを認識したいのでしょう。
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