繊細な人の特徴《行動編》
では、繊細な性格は行動面にどのように反映されるのでしょうか?ここからは、繊細な人によくある行動パターンについてご紹介していきます。
自分が当てはまるかどうか、ぜひひとつずつチェックしてみてくださいね。
自分の意見より他人の意見が優先
みなさんは人前で自分の意見を堂々と述べていますか?繊細な性格の人は、そのような行動がとても苦手です。
「自分が意見を主張することで、相手の気持ちを害してしまうのでは?」と考えすぎてしまうのです。また、自分の気持ちを押し殺してでも、他人の考えや行動に合わせようとします。
その結果、自分らしい生き方ができなくなり、生きづらさを感じる原因にもなってしまいます。自分の意見を言わないせいで、友達や恋人から「何を考えているのかわからない」「一緒にいてもつまらない」と否定的に受け止められてしまうこともしばしば。
ですが、他人の意見を優先できるのは、自己犠牲の精神があり、協調性が高いということも意味します。
小さな変化にもすぐ気づく
繊細な人は、普段から周囲のことによく気を配っているため、ちょっとした変化であってもすぐに気づきやすいもの。
バッサリ髪の毛を切ったわけではなく、前髪をちょっと整えただけであっても、「髪の毛切った?」と気づいてあげられるので、人間関係ではプラスに働くことも多いでしょう。
鋭い観察眼は、普通の人ならば見落としてしまうような小さなミスであっても、きちんと発見できることを意味します。ミスが許されない経理などの仕事では役立つスキルだと言えるでしょう
ただ、ちょっとした環境の変化であっても敏感になりがちなので、人一倍ストレスを受けやすいというデメリットでもあります。
人前で感情をあらわにしない
繊細な人は、総じて控えめな性格をしています。自己主張はもちろん、自分の感情を人前であらわにすることはほとんどないでしょう。
特に、怒りや悲しみなどのネガティブな感情に関しては、自分の中に押しとどめようとするはず。というのも、「ここで自分が怒ったら周りの人に嫌な思いをさせてしまう」と考えるからです。
ひどく理不尽な目にあっても怒って抗議することはせず、他人との衝突を避けようとするでしょう。そのため、周囲からは「自分の感情をコントロールできる穏やかな人だ」と評価されることも多いのです。
同時に、「嫌なことがあってもへらへら笑ってばかりいて甲斐性がない」と否定的に捉えられることも…。
他人の視線を過剰に気にする
自分がどう思うかではなく、他人からどう思われるかを基準にして行動するのも、繊細な人ならでは。
協調性が高いという長所である反面、自分らしい生き方ができないという欠点になってしまうことも少なくありません。
そもそも周囲の評価を過剰に気にしてしまうのは、自分に自信がもてず、自己肯定感が低いことの裏返しでもあります。
たとえ99人が褒めてくれたとしても、たった1人に否定的なことを言われるとどん底の気分になってしまうのも、繊細な人にありがちなパターン。他人からのネガティブな評価に、人一倍敏感なのです。
少しでも他人によく思われようと、自分を追い詰めるような間違った努力をすることも多いでしょう。
極力目立たないようにする
他人の視線や評価を気にするあまり、自分で自分の行動に制限をかけてしまうのも、繊細な人によくある行動パターン。
世の中には、良い行いに対してすら口さがないことを言ってくる心ない人もいますよね。普通の人ならば一瞬ムッとするものの、自分を評価してくれる人の言葉に関心を向けるでしょう。
ですが、繊細な人は少しでも批判的なことを言われると、いつまでも気に病んでしまうのです。周囲から注目を集めれば集めるほど悪く言われるリスクが高くなるので、極力目立たないような行動を心がけます。
会議などで積極的に意見を述べることもありません。目立たないように控えめな行動をとるのは、繊細な人なりに自分の心を守ろうとしているからでしょう。
人見知りをしがち
楽観的な性格をしていると、誰に対してもオープンマインドな接し方ができますよね。その点、繊細な人は交流を重ねない限り、簡単に他人に心を開くことはありません。
警戒心が強く、人見知りをしがちなのです。「変な風に思われていないだろうか?」「相手が楽しいと感じる会話をできているかな?」とあれこれ考えるため、初対面の人と上手くコミュニケーションがとれないことも多いでしょう。
そのため、繊細な人はコミュニケーション能力が高い人に憧れやコンプレックスを抱きがち。なお、繊細な性格をしているからこそ、一度心を許した人に対しては、最初のぎこちない態度から一転して、素の自分を出すようになるでしょう。
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