「セックスが気持ち良くない」に関する専門家の意見やアドバイス
大切なのはリラックス
『ベッドの上の心理学 感じるオトナのための保健体育』(メンタリスト DaiGo)には、セックスにおいて大切なのはリラックスだという一節がありました。
「それは、セックスにおけるリラックスの重要性がほとんど理解されていない、ということ(中略)ホルモンでいえば、愛情ホルモンといわれるオキシトシン、リラックスを導くセロトニンが重要です。
女性が言う『ラブラブ感』というのは、オキシトシンやセロトニンが分泌されて副交感神経が優位になって、ゆったりとリラックスした状態のことなのです。 女性を興奮させて、セックスの快感を高め、オルガスムに導くためには、まずは十分にリラックスさせることを考えましょう。」
女性が気持ち良くなるために必要なのはテクニックでも経験でもない事が、ここまで読んだことによってお解り頂けたかと思います。2人で理想のセックスを話し合い、もっと気持ち良くなってくださいね。
性欲のスイッチを入れよう
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(宋 美玄)には、女性の性欲スイッチに関しての内容が書かれていました。
「性欲のスイッチがオンになっていない女性の身体にむやみに触れても、いやがられるだけ!
女性は全身への愛撫によって興奮しやすいため、下着姿でハグしあったり、抱きしめて髪や背中をやさしく撫でたりといった、男性にとってはちょっと物足りな いぐらいソフトなスキンシップから始めたほうが、実は近道なんです。」
乳首を触ったりクリトリスを触れば女性は気持ち良くなる、というのは間違いです。確かにそういった性器を刺激すれば気持ち良くはなれまずが、そこだけを刺激すれば良いだけではないのです。
素肌で触れあいながら背中をくすぐってみたり、内ももを撫でで首筋に舌を這わせてみたりなど、性器以外の部分にもアプローチしてみましょう。これをするだけで女性の身体の性欲スイッチがオンになりますよ。
テクニックと経験fが大切なのではない
女性がなかなか感じないと、男性は「自分がテクニックや経験不足だからだ」と思う場合が多いようです。しかし実際はそれが原因なのではありません。
女性は、セックスに自信のある男性と行為に及びたいわけではないのです。「自分が心と体を許しても構わない」と思える唯一の人に「愛される」ためにセックスをします。
だからこそテクニックや経験数が大切なのではありません。どれだけ自分を大切にしてくれるか、どれだけの愛をくれるかという部分に重点を置いています。
『女が本当にしてほしいセックス』(田辺まりこ)には、以下のような文章がありました。
「セックスの目的は女性をイカせることでも射精することでもない。過程を愉しみながら、愛の交換をすることだけ考えていればよいのです。小さなペニスに対するコンプレックスも、スタミナ不足に対する不安も潔く手放しましょう。
女性は『テクニック自慢は愚の骨頂』『AVで覚えた男性本位なセックスしか知らない男性が経験豊富であると誇示したところでなんの意味があるというの?』と思っています。」
感じさせるために必要なのはテクニックや経験数ではありません。必要なのは女性への愛と、こういった知識です。これに気づけたのであれば2人のセックスは今よりももっと良い物に変わっていくでしょう。
寸止めしすぎるとイケない?
最後に、男性側が気持ち良くなれない、イケない事に関して言及している書籍を紹介しましょう。
『SEX結合!190のアドバイス』(辰見 拓郎、三井 京子)には、「(前略)我慢できなくなったら、我慢せずに射精したほうが、次の気持ちいいSEXに繋がる。我慢して変に射精してしまうと、変なクセがつく。」という内容が書かれていました。
この内容から紐解いていくと、もしかすると彼氏は「変なクセ」がついているのかもしれません。例えば、オナニーで寸止めを繰り返していたり、早漏を気にしてトレーニングを積み重ね、なかなかイケない身体になってしまった、などが考えられるでしょう。
そのため、まずはクセを取り除く事を一番に考えるのが良いのではないでしょうか。彼氏が気持ちよさそうなプレイをリストアップしていき、「彼女と一緒に過ごす時間の中で射精をする」というものをメインにしていきましょう。
<参考文献>
『ベッドの上の心理学 感じるオトナのための保健体育』(メンタリスト DaiGo)
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(宋 美玄)
『女が本当にしてほしいセックス』(田辺まりこ)
『SEX結合!190のアドバイス』(辰見 拓郎、三井 京子)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!