ネガティブイメージの原因は?内弁慶な人の短所
人間関係が上手く築けない
先ほど、内弁慶の人の長所として観察力に優れていることを挙げましたが、すべての人が人間観察能力に長けているわけではありません。中には、人間観察はできるけれど、それを周囲に対してどう表現していくべきか、その方法がわからない人も大勢います。
もともとが自分に自信を持てない性格なので、他者との接し方がわからないと、人間関係を構築するのが困難になる可能性が大。人とどう接したらいいかわからないことが一番の原因ですが、苦手意識が加わるとさらに厄介です。
その結果、あの人は内弁慶で付き合いにくいという、一般的なネガティブイメージを絵に描いたような短所となってしまいます。
ストレスが溜まりやすい
何とかうまく周囲と合わせられるという場合でも、内弁慶の人の外の顔は、基本的には造り物です。本当は違うと言いたいのに、そう言えるだけの自信がない場合もあれば、波風を立てたくないから黙ることもあります。
いくら処世術と考えていても、時には自分の意見を言いたくなることもあるはず。けれど、嫌われたくないという気持ちがあって絶対に言えません。そうなると、ストレスが溜まらないはずはありませんよね。
内弁慶を自覚した上で、自らの選択で造り物の自分に徹するなら、ある程度のストレスで回避できるかも。けれど、わかっていてもなかなか割り切れない性分なら、ストレスが溜まりやすくなるため、その点はかなりの短所になるでしょう。
身近な人への八つ当たり
人は親しい人にはどうしても甘えますので、家の中ではわがままになりがち。家族や恋人など、実は本当に気遣いをしなければならない人に、甘えから取ってしまいがちなのが、八つ当たりという行動です。
内弁慶の人にとっては、家の中はもっとも落ち着ける場所。周りは自分の味方だと信頼しているからこそ、安心して八つ当たりができるのですが、当たられるほうはいい迷惑です。
外では何も言えないくせに家の中ではわがままになって、家族を傷つけるようなことを平気で言うなんて!と思われがちな、よく見られる短所といえます。
モラハラの危険性も
外で抱え込むストレスを家の中で発散するために、家族に八つ当たり。これぞ、内弁慶の人に多い短所です。そのことを理解している家族は、仕方がないとあきらめて受け入れているのではないでしょうか。
けれど、八つ当たりが度を過ぎて、モラルハラスメントになってしまうことも。こうなると、もはや家の中は安住の地でなくなり、本人はもちろん、家族の精神的苦痛も大きくなってしまいます。
八つ当たりの内容がエスカレートしてモラハラへと移行してしまったら、仕方ないでは済まなくなります。甘えもほどほどにしないと、取り返しのつかないことになるでしょう。
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