そもそも「メンヘラ」とは?
「メンヘラ」の意味・語源
「メンヘラ」は、心に何らかの問題を抱えている人のことを指します。元々の語源は「メンタルヘルス」です。メンタルヘルスが「メンヘル」と略され、英語で「〇〇な人」を表す語尾「-er」が加わって「メンヘラー」となり、最終的に「メンヘラ」になりました。
この言葉が誕生したきっかけは匿名掲示板の「メンタルヘルス板」で、そこに入り浸っている「住人」を意味するネットスラングから派生したものと言われています。
メンヘラは、心の中に何らかの問題を抱えていて、その解決を他者に求めることが多いのだそう。そのため「かまってちゃん」と言われることも。周りから面倒だとか厄介だと思われることも少なくない存在です。
「メンヘラ」と「ヤンデレ」の違い
メンヘラと似たような意味合いで使われることが多い「ヤンデレ」。ここで、メンヘラとヤンデレの違いについてもご説明しておきましょう。
大きな違いは、愛情を得たい対象が違うところ。不特定多数の人からの愛情をもらいたいと感じ、言ってしまえば「愛情をくれるなら誰でもいい」というのがメンヘラです。一方、ヤンデレの対象者は特定の相手のみ。恋人であったり自分の好きな人であったり、愛情を求める人が限定的なのが大きな違いです。
どちらも深い愛情を求めていることには変わりありませんが、その対象者が異なることで行動にも違いが出ます。メンヘラは、かまってくれたり愛情をくれる人に懐くという可愛げある行動をとることが多いです。一方、ヤンデレは特定の相手に愛情の見返りを求めることも多く、攻撃的な求め方をすることもあります。
「隠れメンヘラ」や「なんちゃってメンヘラ」も
メンヘラには、様々なタイプが存在します。誰もが認めるようなメンヘラも居れば、深く関わってみないと分からない「隠れメンヘラ」や、メンヘラを装う「なんちゃってメンヘラ」なんてのも存在しているのです。
メンヘラになることで、周囲の意識を自分に向けられるメリットがあると感じる人もいるのでしょう。あるいは、表面上の自分と本来の自分とで違いがあるために、メンヘラ部分が見え隠れしている人もいます。
こうしたメンヘラも含めると、周りには意外と多くのメンヘラが溢れていると言えるでしょう。もしかしたらその中にあなたも含まれるかもしれません。後ほど紹介する診断リストで、ぜひチェックしてみてください。。
分かりやすい愛情を求めるメンヘラたち
メンヘラは、分かりやすい愛情を求めます。「大丈夫?」「かわいいね」「そばにおいておきたい」など、自分のことを見てくれている、あるいは求めてくれていると分かるような言葉や行動から愛情を感じるのです。
人によっては、心では思っていなくても優しい言葉を言えてしまいますよね。相手が軽い気持ちで言ったり、社交辞令として言った言葉であっても、メンヘラは愛情として受け取るため、遊ばれやすかったり騙されやすいという特徴も備えているのです。
どこまでも愛情を求めてしまうメンヘラたち。これまでに十分な愛情を得られなかったりして、心の奥に寂しさが根付いているのかもしれません。
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