察してちゃんの特徴と心理｜面倒くさい察してちゃんへの対処法とは？

素直な気持ちを伝えられない

察してちゃんに多く見られる心理は、「素直な気持ちを伝えられない」というものでしょう。素直に言葉にして伝えることができず、察してちゃんになるしかない状態です。

そこには様々な思いがあるでしょう。素直になって相手に引かれてしまったらどうしようと思う人もいれば、甘えているようでプライドが許さないという人もいます。恥ずかしさやためらいが、察してちゃんになっている原因と考えられますね。

ただ、素直に言葉にして気持ちを伝えられないため、損することや問題に繋がることも多く、決してメリットだけではないと言えるでしょう。

傷つきたくない

察してちゃんは、「傷つきたくない」という思いを持っていることも多いです。あくまで察してちゃんは、相手に「察して」と期待しているだけなのです。そこで相手が応えてくれなくても、「言葉にして言わなくて良かった」と思うのです。それはある意味逃げ道を作っていると考えられます。

言葉にして「こうして欲しい」と伝えた時に応えてもらえないと、「応えてくれなかった」「そこまで自分は大事に思われていない」と感じるでしょう。しかし言葉にて明確に伝えなければ、「ハッキリ言わなかったからだ」「気付いてもらえていないだけ」と理由をごまかすこともできますよね。

このように相手に応えてもらえない、拒否されたという現実によって傷つきたくなくて、察してちゃんになっていることも考えられます。

自分の考えを知られるのが怖い

考え方や生き方は人それぞれ違って当たり前ですよね。ただ、察してちゃんは自分に自信が無いこともあって、自分の考えを相手に知られるのが怖いと思っていることもあります。

「そんな風に考えてたの？」「それがあなたにとっての普通なの？」と、疑問を持たれたり距離を置かれてしまうことが怖いのでしょう。そのため素直に言葉にして言えなくなってしまうのです。

もしかしたら過去に、自分の考えを示した結果、人が離れていったことがあるのかもしれませんね。その場合、トラウマになってなかなか素直になれなくなってしまったことも考えられます。

相手を試したい

自分のことをどれだけ分かってくれているのか、あるいは自分に対してどのくらいの愛情を持ってくれているのかということを試したいがために、察してちゃんになっていることもあるでしょう。

試すことで相手の理解度や愛情を量ろうとしている察してちゃんは、根本的に人を信じていなかったり、人は裏切るものという捻くれた考えを持っていることもあります。「本当に自分の理解者でいてくれているのか」ということを量るために察してちゃんになっているとしたら、されたほうは悲しくなるものですよね。

でも言い方を変えれば、それだけ人間関係や絆に慎重なタイプと言えます。無条件で信用を得ることは難しいタイプのため、長い時間をかけて接していく必要がある人と言えるでしょう。