純粋な人にはデメリットもある?
純粋であることのデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。ここでは、純粋な人たちがこうむっている主なデメリットについてお伝えしていきます。
すぐ信じるので騙されやすい
純粋な人たちは、裏切りや利用といったことから遠い世界で生きてきた可能性が高い人たちです。そのため、人が裏切ることを目的に人に近づくなど思ってもいないし、あったとしても遠い世界の出来事だと思っています。
いざ自分にそういった悪意のある人間が近づいてきても気が付かないことが多いので、騙されやすかったり利用されやすかったりします。人を疑わないというのは美徳のひとつでもありますが、注意すべきところは学んでおいた方が大きな怪我をしなくてすみそうです。
冗談を本気で受け止めてしまう
純粋な人の中には社交辞令やお世辞、冗談によるからかいなどを本気にしてしまう人たちもいます。言外のコミュニケーションを理解するのが難しいため、言われたことをそのまま素直に受け止めてしまうのです。
褒め言葉を言われればそのまま素直に喜びますし、冗談でからかわれたマイナスの言葉を言われると本気にしてへこんでしまうことも。また誠実で真面目な性格なので、人から言われた言葉を真面目に解釈しようとします。
冗談が冗談だとわからず本気で怒ったり、お世辞を本気にして自分はすごいんだと思ってしまうこともあるので、日常生活で苦労することもあるかもしれません。
つまらないと思われることもある
基本的に純粋な性格の人は、真面目で一本気です。決められたことをきちんとこなして、途中で放り投げることはほとんどありません。しかし、おもしろいことや楽しいこと、はめをはずすことが苦手なので、盛り上がりに欠けることもあります。
年齢を重ねればその堅実な性格は評価の対象になるでしょうが、若いうちはハメを外して楽しむことが難しいので、仲間内から「つまらないやつ」と思われることもあるでしょう。
とは言え、ハメを外して元気いっぱいに遊ぶのが高評価を得るのはそれほど長い期間ではありません。年齢が上がっていけば、純粋な性格が評価されることもありますから、やりたくないことを無理にやらなくても大丈夫ではないでしょうか。
純粋すぎて機転がきかない
純粋な人はとにかく真面目ですが、機転がきかないこともしばしばです。決められたことを決められたとおりにきちんとこなすことは得意ですが、イレギュラーがとても苦手なので不測の事態に対処できないことがあります。
また応用がききにくいので、臨機応変に対応したりアドリブで何かをしたりといったことも苦手です。杓子定規すぎて周囲からはロボットのように感じられることもあるかもしれません。
社会に出てそういった性質が生きるような職業に出会えれば幸せに生きていけるでしょう。しかし臨機応変に対処する能力が問われる職場だと、苦労する可能性もあります。
人のマイナス面を理解しにくい
人の悪い側面をあまり見てきていない純粋な人は、人のマイナス面を理解しにくいという性質があります。表面ではニコニコしているのに裏で悪口を言っている、信頼していた上司が陰では足を引っ張る工作をしているなど、人の悪い面を見るにつけ免疫がないだけ大きなショックを受けがちです。
人の悪い面を受け入れることができなくて、外に出るのが怖くなる人もいるかもしれません。しかし社会には純粋ではない人がたくさんいるので、純粋な人はそういった人たちのマイナスな側面を見るにつけダメージを受けてしまいます。
ダメージを受けすぎないように、社会には色々な人がいると理解することで、少しずつ自分なりの距離感や対処の仕方がわかっていくのではないでしょうか。
ずるい人に利用されることも多い
いつも人を利用しよう、楽をしようと考えているタイプの人にとっては、純粋な人は「良いカモ」です。もしもそういった人が純粋な人から話しかけられたら、カモがネギを背負ってきた状態だと思うことでしょう。
人を疑うことをあまり知らない純粋な人は、いつも人を利用して楽をしようと考えている人に、いとも簡単に利用されてしまいます。うまいことを言いくるめられて残業を押し付けられるなど、背負わなくてもよい苦労をさせられることもしばしばです。
こういったずるいタイプの人に利用されないように、多少は人を疑うことも覚えた方が良いのかもしれません。世の中には人に自分の仕事を押し付ける人もいるのだと学習して、自分なりに対処していくことが大切でしょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!