要注意!「いじり」と「いじめ」の違い
あなたのそのいじりが、相手にとっていじめだとしたら、今すぐやめましょう。この2つの違いをしっかり理解しておかないと、そのいじりは相手にとって苦痛でしかなくなってしまうのです。
いじられる側も楽しんでいるか
「いじり」で通用するのは、相手がいじられて楽しんでいるかかどうかです。いじられることを喜んでいる、望んでいる、あるいは一緒になって楽しんでいる場合は、いじられる側もその立ち位置を気に入っていると言えます。しかし、いじられて無表情になっていたり、その場を去ったり、真面目に反論している場合は、いじられることに不快感を抱いていると言えますよね。
いじられることを「おいしい」と感じる人もいれば、「やめてほしい」と感じる人もいます。いじる側が楽しいと思っていても、そこに共通の思いがなければ、いじりではなくいじめになってしまうのです。
悪意があるかどうか
単なるいじりなら、それによって何かを得ようとか、相手の立場を悪くさせようという意識はありません。しかし、相手をいじることによって自分が得をしようとしている場合、あるいは、相手の状況を悪くしようとか、相手から何かを奪おうとしている場合は、悪意があると言えるので、いじめになってしまうでしょう。
仮に相手が笑っているとしても、相手に失うものがあったり不利な状況ができてしまうのであれば、心の中では良くは思っていないはずです。悪意を持っていじる行為は絶対にやめましょう。
自分がされて嫌だと感じるいじりはいじめ
いじられキャラになったことがない人は、それがいじりなのかいじめなのか、なかなか判断することができないことも多いです。「これっていじめになるのかな?」と思った時は、自分がされたらどう思うかで判断するのも良いでしょう。
相手の立場になって、そのいじりが度を過ぎたことではないか、不快に思わないかを判断します。あなたが少しでも「自分が言われたらいやだな…」と思ったならやめるべきですよね。そのいじりを、単に「面白いから」「皆が笑うから」という観点だけで見てしまうと、判断が鈍ってしまうこともあります。
相手の立場になって考えることは、こうした状況でもとても大切ですね。
いじられキャラが笑わせてる?笑われてる?
その場が笑いに包まれるとしても、いじられキャラの人が「笑わせて」いるのか、それとも「笑われて」いるのかで、許されることなのかどうかが変わってきます。
いじられキャラの人が、自分がいじられることで、皆に「面白いなー」「可愛い人だなあ」とポジティブな感情を抱かせている場合は、「笑わせて」いることになるので、いじりと言えるでしょう。しかし、自分は望んでいないのに、皆に「バカだな」「そんなこともできないの?」とネガティブな感情を持たれて「笑われて」いる場合は、いじりではなくいじめです。
笑われているということは、周りから見下されたりバカにされている状況と言えますよね。その状況は多くの人にとって、不快でしかないはずです。その場が笑いに包まれているからといって、いじられている本人が笑えない状況だとしたら、いじりではなくいじめになってしまうでしょう。
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