そもそも「裏ピース」とは?
ピースを裏側にするキメポーズ
「裏ピース」というだけあって、日本人がよく使う「ピースサイン」を裏返したハンドサインになります。いつもどおりにピースサインを作り、そのまま手の甲を前へ、手のひらを自分に向けるようにしましょう。
高齢者はもちろん、30~40代であっても裏ピースをする人はほぼいないでしょう。10~20代が中心となってするポーズであり、プリクラやスマホで写真を撮るときなどに繰り出すと、堅苦しさを和らげる効果が期待できます。
ちょっと悪ぶった雰囲気が出て、いつもとは違う自分を表現できるところも若者には人気なのでしょう。
特に多いのは「20代」
ピースサインで年齢がバレてしまうことがあるのをご存知でしょうか。
今の40~50代くらいの人が若かった80年代くらいまでは、「またそのポーズか!」とツッコミたくなるほど、写真と言えばピースサインでした。両手でピースサインを作る「ダブルピース」もスタンダードでしたね。
20代後半から30代前半くらいの人が若かった90年代くらいになると「写真と言えばピースってなんかダサい」という風潮が出てきて、控えめなピースサインが主流となりました。
プリクラや写メで少しでも小顔に写りたくて、顎の近くでピースサインを作ったり、少しアレンジして顔の横で裏ピースサインをするようになったのは、今の20代の世代なのですね。
「裏ピース」が日本に浸透したのはなぜ?
2000年代以降は、プリクラや写メが当たり前になり、手軽に誰とでも好きな時に写真を撮ることができるようになりました。
友人たちとプリクラや写メなどで自撮りをする場合、ほとんどが顔のアップになりますね。そのときに、顔の真横で裏ピースサインをすることで、少しでも顔の面積が狭く見えるようごまかそうとしたのです。
また、人気モデルが雑誌で裏ピースサインをすることも増え、「裏ピースは可愛い」という価値観も生まれてしまいました。
さらに、音楽ジャンルが多様化してラップが流行り、人気ラッパーが裏ピースサインを頻繁にする姿を見て、裏ピースサインをすることのハードルが下がっていったとも考えられます。
ピース写真が原因で犯罪被害に…?
最近の家電機能は優れており、2~3メートルの距離で撮影した写真で指紋を判別することも可能になってきました。指紋認証が導入されている現代で、指紋を簡単に読み取られてしまうことはとても危険です。スマホのロック、玄関などのオートロック、ATMの認証などに悪用されようものなら、甚大な被害が予想できますね。
実際にアメリカでは犯罪に悪用された例もあるようですから、指紋が見えてしまうようなピースサインで写真を撮ることは危険であると認識しておかなくてはなりません。
とはいえ、指紋が写らない裏ピースなら安全と考えるのも早計でしょう。これからお伝えするように、外国では裏ピースはNG行動なので、いずれにしても避けたほうがよさそうです。
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