オナニーのおかず&ネタに関する専門家の意見やアドバイス
女性も空想する!
オナニーを覚えたての場合、男性はおかずに空想などを用いる事が多かったのではないでしょうか。実は女性も空想でオナニーをする事があるようなのです。『女も知らない女のカラダ』(対馬 ルリ子)には、以下のように書かれていました。
「男性と同じように女性もマスターベーションに は、性的な空想が重要な役割を果たします。
女性はどんなふうにマスターベーションをするか というと、もっとも多いのがクリトリスやクリトリ スを含んだ小陰唇全体に刺激を与える方法。またクリトリスへの刺激とともに、膣に指を挿入 したり、指以外のさまざまなものを入れる人もいます。バイブレーターもその目的で売り出されています。」
もちろん空想ではなくAVを見る女性もいるでしょう。今では女性向けAVなども用意されているため、女性がAVを目にする機会は多いと言えます。
また、男性の場合オナホールなどを用いる人もいますよね。一方で女性は、ローターやディル土などを用いてオナニーする人もいます。女性のオナニーは控えめなのではないか、おかずなど探さないのではないかと思ってしまうかもしれませんが、内容としては男性と変わらないと言えるでしょう。
AV=正しい教科書ではない
AVで性知識を身につけたという人が多いのではないでしょうか。しかし、もしかするとその知識は間違いかもしれません。『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(宋 美玄)には、AVから学ぶ性知識に対し、主に男性に対する注意が叫ばれていました。
「性に関する知識を医学書から学んだという人はほとんどいないでしょう。大半の人が商用のポルノグラフィティでセックスを『知った』と思いこんでいますが、それは絶対に正しい知識ではないと、私は断言できます。
アダルト作品のすべてが『悪』ではないでしょう。男性のための、"ファンタジー"であると理解さえしていれば、それほど問題にならない作品も多くあります。要するに、現実のセックスはまったく別物だ ということです。
男性はファンタジーの世界の真似などせずに、女性とコミュニケーションをとりながら、彼女が感じるよう心をこめて愛撫してほしい、それが私の願いです。そうすれば女性は、フリじゃない、ほんとうのオーガズムに出会うことができるでしょう。」
男性はAVを目にする機会が多いですよね。そして日本では、あまり性の知識を教えてもらう機会がありません。そうすると必然的にAVが教科書のような状態になってしまうのです。
しかしAVはあくまでも「ファンタジー」です。男性が興奮するように作られていたり、話題になるようなネタを盛り込んでいたりなど、あくまでも商品でありリアルではありません。
実際、本当に女性が感じるセックスはとても地味と言えます。オナニーのおかずとしてAVを見る事が多いかもしれませんが、それを全て鵜呑みにしすぎないようにしてくださいね。
男性は一人の世界でオナニーする!?
もちろんオナニーは一人でするという人がほとんどでしょう。そのため、どんどん一人の世界に入り込んでしまう男性もいるようです。
この件について『性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか』(オギ・オーガス、サイ・ガダム)には、以下のような説明がされていました。
「インターネットの世界では、男は1人で欲望に浸る。1人で画像や動画をクリックし、自分の好みや体験を他人と分かち合うことはめったにない。
ほかの男がどんなものをセクシーだと思っていようが関係ないし、気にもならない。女性に関する情報をと くに欲しいとは思わない。自分の目でチェックすれ ば、それで十分なのだ。
男たちは、飛行機の洗面所とか、大学の教室の後ろとか、ペンタゴンのオフィスとかでマスタベーションするのが、ことのほか楽しい。」
例えどれだけ自分の趣味がアブノーマルであっても、インターネットの世界では全く気にならないのです。男性はどうしても女性より性に対しての欲望が高くあるため、インターネットでオナニーのおかずを探し始めてしまうと、どんどん一人の世界に入り込んでしまうのでしょう。
<参考文献>
『女も知らない女のカラダ』(対馬 ルリ子)
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(宋 美玄)
『性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか』(オギ・オーガス、サイ・ガダム)
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