理系女子が少ない理由
理系は男性のイメージが強い
理系といえば、男性のイメージが圧倒的に強いですよね。統計で見てもそのことは明らかです。内閣府『男女共同参画白書』(平成29年版)によると、たとえば大学で理学を専攻する女性の割合はおよそ27%、工学は14%で、大学院ともなるともっと低くなります。
ですから実際の生活においても、周りに理系女子が少ないことは納得ができます。なんとなくのイメージではなく、実感として理系の女子があまりいないことから、「理系は男性」と思われやすいのでしょう。
理系より文系が得意な女子が多い
先ほどの統計から、理系科目より文系科目が得意な女子の方が多いことが推測できますが、その理由の一つとして、「子供の頃に受ける影響の違い」が考えられるでしょう。
男の子はロボットや車など、機械じかけのおもちゃで遊びたがるケースが多いですが、女の子はおままごとや人形遊びなど、感情や言葉を用いて遊ぶことが多いですよね。このような子供の頃の経験が元になって、女子は言葉を主として用いる文系科目が得意になるのではないでしょうか。
将来的なことを考えると…
たとえば女性が理系を専攻し、将来的にその分野で仕事をしたいと考えても、なかなか難しいケースもあるようです。理系が得意な男性に混ざって女性が活躍できたとしても、ほんの一握り。昨今、男女の区別などはなくなってきたとはいえ、社会的にこの分野で活躍しているのは、まだまだ男性が多いのかもしれません。
そのことを早い段階で知ってしまうと、女性は文系の道を選択することが多くなるのではないでしょうか。
周りに理系女子がいない
自分の周りに理系女子が少ないというもの一つの原因でしょう。年齢的にも若く遊びたい盛りに、ただでさえつらい勉強を一人だけで頑張るのは、至難の業ですよね。
好きな学問を友達で選ぶわけではありませんが、やはり仲間がいるかいないかは、やる気に多少影響してしまうのでしょう。
出典:内閣府『男女共同参画白書(概要版)』(平成29年版)
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h29/gaiyou/html/honpen/b1_s05.html
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