初セックスに関する専門家の意見やアドバイス
初デートで初エッチはありえない
男性は、たとえ初対面の相手であっても、すぐにセックスができると言われています。しかし女性はその正反対です。そのため、男女の仲で気持ちのすれ違いが起きやすいと言えるでしょう。
『女が本当にしてほしいセックス』(田辺まりこ)では、男性のこうした気持ちについて、「初めての デートでセックスできるかもしれないと期待してしまう男性がいるのです。あり得ません!」と、ハッキリ断言していました。
高校生になってできた彼女が人生で初めての彼女の場合、気分が舞い上がってしまい、暴走しそうになる時があるかもしれません。そんな時は気分を落ち着けて、彼女の立場になって考えてみて下さいね。
エッチな気分になるのは時間がかかる
『女が本当にしてほしいセックス』(田辺まりこ)には、「初めてセックスをする時には特にいえることですが、女性が気持ちを高揚させるまでには時間が必要。」とも書かれていました。
初対面の女性とでもすぐにセックスできる男性と違い、女性は大好きな相手であっても、そこからセックスに至るまではかなり時間が必要です。
もしセックスを拒んで(拒まれて)しまうようなことがあっても、それは自然な反応と言えます。そのため、もしそういったことがあっても自分を思い詰めるような事はしないようにしましょう。
女性にとって初体験は一生モノ
「女性は男性に比べて、初めて体験したことをすぐに思い出せるし、経験したことをたくさん思い出せるという。」
これは、『性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し女は「男同士」に萌えるのか』(オギ・オーガス、サイ・ガダム)に書かれている一節です。
男性もそうかもしれませんが、それ以上に、女性にとって初体験はかなり特別であり、一生記憶に残り続けるものなのです。それはこのように「すぐ思い出せる」からでしょう。
今後セックスをする度に「初体験は素敵なセックスだったな…」と思えるような、素敵な初体験にしたいですね。
処女=処女膜ではない!
『女も知らない女のカラダ』(対馬 ルリ子)には、処女膜について書かれていました。処女膜と聞くと、セックスをしたことがない女性にあるもの、というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
「ところで、処女膜というと、はじめての性交で破れて出血、というのがもっぱらの定説になっているようですが、激しいスポーツなどでも切れることがあります。ですから、処女膜を見て、処女かそうでないかを判断することはできません。
また、性交時に興奮すると、処女膜はやわらかくなって伸びる一方で、性交時の分泌液も増えるので、初体験であっても処女膜が伸びて破れず、出血しないこともあります。」
なんと、処女全員に処女膜があるわけでは無いと書かれているのです。また、処女膜があったとしても出血がない場合もあるのだとか。
もし初セックスで出血がなくても、そのような場合がある事をしっかり覚えておきましょう。そして本書は以下のように続けています。
「弾力性に富んだ処女膜ですが、処女膜強靭症といって処女膜がふっうの状態より厚い場合があります。この場合は、いくら性的に興奮して、処女膜がやわらかくなって伸びても、厚い処女膜に阻まれてペニスの挿入ができません。
ペニスを無理やり挿入しようとすると、痛みでからだがますます緊張し、分泌液も出なくなります。そんな状態では、とてもではないけれど処女膜はやわらかく伸びません。」
このように硬い処女膜の場合は、ペニスの挿入ができなくなってしまう事もあるようです。処女の場合、はじめての挿入には痛みが伴うことをほとんどの人が知っているかもしれませんが、処女膜強靭症だとそれ以上に痛みが起きてしまう事も考えられます。
初セックスをスムーズに終わらせるためには、念のためにこのような知識を持っている方が安心かもしれませんよ。
<参考文献>
『女が本当にしてほしいセックス』(田辺まりこ)
『性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し女は「男同士」に萌えるのか』(オギ・オーガス、サイ・ガダム)
『女も知らない女のカラダ』(対馬 ルリ子)
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