思い込みが激しい性格になった原因
甘やかされてきた
何をしてもダメと言われず、かわいいかわいいと甘やかされてきた人は、思い込みが激しくなってしまうかもしれません。甘やかされて育てられると、自分の意思が通るのは私の言っていることが全て正しいからだ、と思い込んでしまうでしょう。
たとえば、「かわいいね」と言われ続け、わがままも許されて育てば、大人になっても自分のことをかわいくて無敵だと思い続けるでしょう。自分の自信に繋がるといえば聞こえは良いですが、大人になって周囲から言われるようなった言葉よりも、昔から言われてきた自分にとって都合のいい言葉だけを信じて疑わない、思い込みの激しい人に育つ可能性もあるのです。
否定されたことがない
人から指摘されたり否定される機会がないと、自分が正しいと思い込んだままになってしまいます。否定されないのは、自分が間違っていないからだと考えるためです。そしてその期間が長ければ長いほど、自分は正しいという自信が確固たるものになっていきます。
誰だって他人から「間違っているよ」と指摘されなければ、自分間違いにはなかなか気づかないものです。指摘されて初めて「間違ってたんだ」「変だったんだ」と気づくことができます。しかしその機会がないと、人は自分を信じる他ありません。
また否定されたことがない、または少ない人は、否定されるとひどくうろたえます。些細なことでも大きな失敗のように感じるため、それが反動となって、さらにかたくなに自分が正しいと信じるようになってしまうのです。
過去に他人に騙された経験がある
思い込みが激しくなる原因にはいくつかのパターンがあります。甘やかされたから、過去にトラウマを負ったから、話を聞かない性格だから、などです。特に過去に他人に騙されて痛い思いをした人は、周りを警戒し自分以外は敵だと信じて疑わない人になってしまいがちです。
そのため自分が正しい、自分が見て判断したことだけが全てだと思い込むのです。また信頼できる人からの助言でも、過去の経験から簡単に信じようとはしません。簡単に信用すればまた痛い目に遭うかもしれないと警戒します。
自分が傷を負わないよう思い込みという壁を作り、自分を守っているのでしょう。過去のトラウマから「もうあんな思いはしたくない」と考えるようになり、他人よりも自分を信じるようになってしまうのです。
考えるより感情で動くことが多かったから
考えるのが得意な人もいれば、感情で動くタイプの人もいますよね。人の性格はさまざまで、慎重派な人もいれば行動派の人もいます。考えるよりも感情で動くことの多い人も、思い込みが激しいといえるかもしれません。
理性よりも感情が勝ってしまうので、その場の勢いで行動することが多く、失敗することもよくあるでしょう。また感性が敏感だからこそ、真っ先に感じたことを正解だと信じてしまうのです。慎重派の人は、あれこれと情報を精査してから何が正解かを導き出しますが、感情で動くタイプの人は考えることが苦手なため、少ない情報が正解だと思い込んでしまうのです。
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