思い込みが激しい人の心理
自分を守りたい
誰だって自分が傷つくのは嫌ですよね。できることなら、傷つかずに毎日を幸せに過ごしたいことでしょう。しかし世の中にはさまざまな人がいますし、さまざまなことが起こります。無傷で過ごすことは、まず難しいものです。
思い込みが激しい人は、こうした「自分は傷つきたくない」「幸せでいたい」という心理が人一倍強いといえるでしょう。他人が言うことを信じれば自分が傷ついてしまうかも…と外からの攻撃に怯えるあまり、自分が信じられるものだけで自分の世界を構築してしまうのでしょう。
失敗することが怖い
思い込みが激しいのは、失敗することへの恐れの表れでもあります。誰だって信じていたものが嘘だった、間違いだったと知ると「失敗したな」「恥ずかしいな」と思うでしょう。信じたせいで裏切られたと感じる人もいますよね。
大きな挫折を味わうと、人は次は同じことをしたくないと強く思うものです。そのため自分にとって有利な情報を集め、それをかたくなに信じるようになります。今度こそ失敗しないように身を固めるのです。失敗への恐れが人一倍強いからこそ、これが正しいと信じたものへの信頼度がますます強くなるのです。
自分を疑うことができない
何かを判断するときに「自分が正しいのか、それとも周りが正しいのか」と自分を疑うことがありますよね。しかし思い込みが激しい人は、まず自分を疑うことができません。自分は完全に正しいと信じて疑わない心理を持っていることが多いです。
その結果、周りの意見のほうが正しくても相手を疑い、自分こそが正義だと思ってしまいます。自分を疑うことができる人であれば、自分が絶対だとは思いません。自分を疑わないからこそ、自分の意見は絶対的なものだと思い込んでしまうのです。
他人を信じられない
誰も何も言っていないのに、他人が悪口を言っているように決めつける、そんな思い込みが激しい人もいますよね。こうした人の心の中では、「他人など信じられない」という心理が働いているのかもしれません。」過去に他人を信じて裏切られた経験があったりして、自分以外の人を信じられなくなっているのでしょう。
正しいかどうかわからない情報を与えられるくらいなら、自分の中の情報だけですべてを決めたい、傷つくくらいなら、最初から他人なんて信じない、というスタンスの持ち主です。特にネガティブなことばかり信じて疑わない、そんな思い込みが激しい人は、過去に大きなトラウマを抱えている可能性が高いでしょう。
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