人生の目標づくりにオススメの「本」
ビジネス系や心理学系の本には、人生の目標作りをダイレクトに説明してあるものも多いです。また、歴史的な偉人の本を読むことで、「人生の師匠」を見つけることもできるでしょう。中には漫画化されているものもあったりしますので、活字が苦手な人は漫画を試してみてくださいね。
『目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣』(嶋津 良智 著/明日香出版)
目標を立ててはみるものの、いつも計画倒れでなかなか達成できなくて困っているいる人にオススメの1冊です。著者は敏腕営業マンの後に若くして会社を設立し、株式上場を果たした人物です。
本書に書かれているのは、お金や時間がない人でも継続できる仕事や趣味の目標の達成方法です。読んでみると「こんなの当たり前のことじゃん」と感じる人もいるでしょう。
でも、本書を読みながら、そんな当たり前のことがちゃんとできているか自分に問いかけてみると、意外とできていないことに気付かされます。人生の目標を決めたら、傍らにおいてときどき反省しながら読みたい本です。
『マイ・ゴール』(リチャード・H・モリタ 著/イーハトーヴフロンティア)
シリーズ化され、副題の異なる本がいくつか出ています。最新のものは2008年に出版された『完結版マイ・ゴール 成功の秘訣は“選択”そのものにあった!』というタイトルです。
人生の成功や目標達成のために最も大切なことは、自分の本心に則った「選択」ができるかだ、という強烈なメッセージが書かれています。努力やポジティブさ、根性論を重要視するビジネス本や自己啓発本が多い中で、やや異質ですよね。
人生の目標は自分の中にあり、過去の自分にしっかり向き合うことで正しい人生の目標を見つけられると説いています。300弱の質問に答える形式なっていますので、手を動かしながら自分と向き合うことができますよ。
『ザ・コーチ』(谷口 貴彦 著/プレジデント社)
この本の副題は「最高の自分に出会える『目標の達人ノート』」です。冴えない中年男性が主人公の小説風な構成になっていますので、取っ掛かりやすく感じられるでしょう。
この本で重要視しているのは、自分のイメージやワクワクする気持ちを大切にすることです。なぜ目標を立てることが大切なのかなど、基礎の基礎に迫る解説も充実しています。
主人公と一人の老紳士とのやり取りを読んでいく中で、自分もこんな風に変わりたい!という気持ちが沸き起こってくる一冊ですよ。
『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』(スティーブン・R・コヴィー 著/キングベアー出版)
世界的に大ヒットした自己啓発系書籍の一つで、日本でも有名な一冊です。自分を成長させるために必要な7つの習慣を解説しています。人生の目標達成のためには、小手先のテクニックではなく、根本的な人格を磨くことが大切だと気付かされますよ。
特に、第1の習慣「主体的である」、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」、第3の習慣「最優先事項を優先する」は、人生の目標を設定する人にとって、とても有意義な内容でしょう。
ボリュームのある本なので一度で全てを理解がするのは大変ですが、心に残った言葉をメモするだけで背筋の伸びる良書です。
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』(ジュリア・キャメロン 著/サンマーク出版)
何か知識を得るというよりは、自分で手を動かして、自分の本当の気持ちに向き合う手助けしてくれる本です。この本に書かれたワークをこなしていくと、やりたいことやワクワクすることを自分の言葉で表現することがとても楽しくなってきます。
なお、アーティストという言葉が本書の中では用いられていますが、実際にアーティストでなくても大丈夫ですよ。自分の中の内なるアーティストという意味で捉えましょう。
この本は、既にご紹介した『マイ・ゴール」』よりややライトな構成で、読書初心者でも取っ掛かりやすい内容になっています。優しい語り口に導かれて、いつの間にか最後まで読み進められますよ。
『ザ・ミッション 人生の目的の見つけ方』(ジョン・F・ディマティーニ 著/ダイヤモンド社)
日本の義務教育ではあまり学ぶことのない「価値観」の理論について、この本から学ぶことができます。本書を読む中で、より良い人生を生きるための価値観の持ち方や探し方について深く考察することができるでしょう。
歴史上有名な偉人の名言も数多く収録されていますので、自分の気持ちを奮い立たせてくれる言葉に出会うこともできますよ。やや難解な表現もありますが、繰り返して読むことで自分の深層心理に少しずつ近づくことができるでしょう。
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