男女の経験人数の平均値は?
男性が多くて女性は少ないのは想定の範囲内
相模ゴム株式会社がおこなった調査によると、男女別の経験人数の平均値は男性が11.1人、女性が5.1人という結果に。男性は女性の倍以上という平均値を見ると、男性の方が圧倒的に多いことがわかります。
この平均値からは、男性が積極的に女性を求めて行動に移っているのに対して、女性は慎重に臨んでいる様子が垣間見えます。多くの女性にとって、体と心は切り離せないものなのでしょう。
「愛する人に抱かれたい」という心理が女性にとってはいつの時代も変わらないことが、数値からもうかがえますね。経験人数の差は、肉体関係に対する男女の考え方の違いとも言えそうです。
男性の経験人数は年齢で大きく変化
年代別に見ると男性は20代から30代、さらに40代と、年を重ねるごとに経験人数が増えていきます。20代は若くて元気ですし、30代は男として力がみなぎる年代なのはわかりますが、驚くのは経験人数のピークが50代ということ。
60代になってようやく減少に転じますが、50代は男としての円熟味が増し、いわゆる「ダンディなおじさま」や「頼れる上司」になる男性が増えることも要因の一つと考えられそうです。とりわけ50代の男性の相手に20代や30代といった若い女性が多いのは、若い年代の女性ほど「大人の男」が魅力的に映るからかもしれません。
女性は経験人数とピークにも注目
女性は30代でもっとも高くなったあと、40代ですぐに下落して減少へ転じています。男性が年代を重ねて平均値をあげていくのに対して、女性が積極的になるピークは30代に集中という結果に。
女性も総合職として男性と同じようにバリバリ働く今、30代で女性の経験人数がもっとも多くなるのは、仕事で関わる男性が周囲に増えるという要因もあるでしょう。
それでも経験人数の平均値が男性の半分なのは、妊娠の可能性を考えて「ベッドを共にするなら結婚を考えられる人でないと」という気持ちの表れとも言えるでしょう。本来なら男性も女性と同じように妊娠の可能性を考慮してほしいところですが、欲望のままに行動に移さないのは女性ならではかもしれません。
男性は見栄と風俗もカウントして増えがち?
男同士で飲んでいると、「これまでの経験人数は何人か?」という話題になることがよくあるようです。100人斬りや1000人斬りと豪語するツワモノもいて、男同士でも心理的にプレッシャーがかかる話題なのかも。
「モテない男だと思われたくない」「仲間に負けたくない」という男の見栄とプライドが働いて、「実際よりも経験人数を多く言ってしまう」という声もよく聞かれます。実際に付き合って経験した彼女は3人だけど、風俗嬢もカウントすれば10人になるから「俺は10人」といった具合です。
お金を払う風俗嬢でさえも経験人数にカウントしてしまうあたり、人数が少ないことは男のプライドにかかわる問題なのでしょう。
女性は年代別で違ってくるのが特徴
女性は風俗遊びで経験人数が左右されるという要素はほぼありませんから、自分の考えと行動の結果がそのまま数字に表れます。
性に対してわりと自由奔放で、早いうちから異性と付き合ってきたなら、経験人数はそれなりに増えていることでしょう。逆に「好きになった人を一途に想い続ける」という女性なら、30代でもそれほど経験人数は多くないということになりますよね。
「好きな人と結ばれたい」という気持ちが強い女性には、複数の男性と付き合うという選択肢自体がないことがほとんど。仕事が落ち着き、結婚を意識する30代で経験人数がピークになるのは、女性には経験人数が多いことでのプラス要素がないからとも言えそうです。
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