支配欲が強いと言われたときの改善方法
では最後に、あなた自身が支配欲が強い場合、どのように改善していけば良いのかをご紹介していきましょう。
人の考えや意見を受け入れる
まずは、自分の意見だけを押し通そうとするのではなく、相手の考えや意見を受け入れることが必要です。「いや、そうじゃなくて」とか「それは間違ってる」と相手の意見を否定するのを一旦やめてみて、「そんな考え方もあるのか」と認めることからスタートしてみましょう。
あなたの意見や考えは、あなたにとっては正しいことかもしれません。しかし、他人から見た時には必ずしも正しいとは言い切れませんよね。物事には複数の考えや答えがあって当然。答えが一つと決まっている数学のような問題ではないのです。違う意見があって良いし、あるのが当たり前だという考えを取り入れ、他人の価値観を受け入れる努力をしてみましょう。
周囲と自分を比較するのをやめる
周囲と自分を比較したとき、自分が劣っているとか負けたと感じてしまうと、自信をなくしてしまうものです。そして、これまでにも述べてきたように、自信をなくした結果、力によって相手をねじ伏せ、自分の支配下に置こうとし始めます。この悪循環を断ち切るために、周囲と自分を比較するのをやめるべきでしょう。
人には得意なことと不得意なことの両方があって当然です。もちろん、あなたにも周囲の人より秀でているものがあるでしょう。ただ、負けず嫌いな性格だと、どうしても「負けた」「劣っている」と感じたところを強く意識してしまうはずです。そうなると、「相手に言うことを聞かせて自分が優位に立てばいい」という考えが生まれてしまうでしょう。
負けていることや劣っていることがあるからといって力で押さえつけても、自分が惨めになるだけではないでしょうか。支配欲を強くするのではなく、自信を強く持てるよう、努力して勝ち取ることも良い方法です。
人を信じる努力をする
相手のことを信用できていないせいで、支配欲が強くなったり束縛がきつくなってしまうこともあります。そんな時は相手のことを信じようと努力してみるだけでも、相手にはあなたが変わったように見えるでしょう。
例えば、恋人に「この日とこの日は誰と何をしてた?」などといちいち尋ねるのは、誰かに取られるのが心配だからであり、自分のもとから離れて行かれるのが不安だからですよね?でも、言われた側がどう感じるかを考えてみてください。信用されていない上に、遊びで付き合っていると思われていると感じ、決して良い気分にはなれないはずです。
もし心配や不安から支配欲が強くなっているとしたら、信じる努力をすると同時に、素直になることも必要でしょう。「いなくなられるのが怖い」「一緒にいないときに何をしてるのかわからなくて不安」といった気持ちを、素直に相手に伝えてみるのです。その気持ちを隠して強気で出るのと、甘えながら弱さを見せるのとでは、受け取る側の印象は全く異なるでしょう。
勝ち負けにこだわらない
勝ち負けを気にしすぎて支配欲が強くなってしまうことがあります。相手に負けたくない、強引な手を使ってでも相手を押さえつけたいという思いが強い人は、勝ち負けにこだわらないように考え方を変える必要もあるでしょう。
もちろん勝負事であれば、勝ちたいと思うのは自然でしょう。でも、自分が向き合っている問題が勝ち負けを争うような問題なのかどうか、一度考えてみてください。相手と考え方が違う場合、自分の意見を通すことが「勝ち」ではありませんよね。それはただの自己満足かもしれません。
生き方や考え方は人それぞれ違うのが当たり前ですし、相手の意見を尊重したり受け入れることで自分自身も成長できます。勝ち負けにこだわり自己満足の世界で生きていたら、自分の成長が止まってしまうだけなのです。
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