支配欲が強い人の心理
相手を自分の思い通りにしたい
支配欲が強い人の心理で一番強い感情は、「相手を自分の思い通りにしたい」というものでしょう。物事に対して自分の中で「こうだ」という順序や答えがあり、その通りに進めたいという強い思いがあります。
その通りにならなければ、威圧したり暴言を吐くこともあるでしょう。また、「だったら好きにしろ」と突き放すこともあります。自分が一番偉く、また正しいと思い込んでいるので、従わない人や背く人に対しては厳しい対応をするでしょう。
自分が支配されるのが嫌
支配欲が強い人は、人から支配されることが基本的に嫌いです。人から支配されると、相手に立場的に下に見られている気がしてしまうからでしょう。そのため、早い段階で主従関係を築き、自分が上であることを主張し証明しようとします。
指示や命令をすることはあっても、聞く側になることは滅多にありません。聞く側に回ってしまえば支配されていると感じるため、自分と同じように支配欲を持つ人との関わりはなるべく避けたいと思っているはずです。
自分だけを見てほしい
支配欲が強い人の中には、「この人にはどうしても言うことを聞いてもらいたい」と感じる相手がいることもあります。特に多いのが、交際相手です。交際相手には自分だけを見てほしいという思いがあるため、支配欲が強くなるのでしょう。
このタイプの人は、恋人が言うことを聞いてくれるのは自分を愛してくれている証拠だと感じ、安心感が得られるのでしょう。逆に言えば、言うことを聞いてくれないと「愛されていない」と感じるため、もっと強い支配欲をむき出しにすることもあります。
自分のことを好きであれば、相手は言うことを聞いてくれるはずだという思いがあるため、彼氏彼女に対しての支配欲は特に強くなってしまうのでしょう。
自分から離れないでほしい
「自分から離れないでほしい」という思いから、支配欲が強くなっている人もいます。傍から見ると、相手に指示や命令ばかりして嫌な思いをさせている人が「離れないでほしい」だなんて、矛盾してるとすら思える感情ですよね。
本来、離れてほしくないなら、相手の意見を尊重したり優しくしたりするもの。しかし支配欲が強い人は、自分が支配することが相手が離れない方法だと思い込んでいるのです。
この思い込みは、自分の自信の無さからきていることがほとんど。大切に思っている人が自分の元からいなくなりそうだから、力でねじ伏せようとしてしまうのです。支配すればするほど相手は離れたがり、その離れていきそうな姿に恐怖を感じるとさらに支配欲が強くなり…と悪循環が生まれることもあるでしょう。
安心したい
過去に大切な人から裏切られたことがある人が、その出来事を境に支配欲が強くなることもあります。ずっと一緒にいてくれるだろうと思っていた相手が離れていったことで、人を信用することも、一緒にいて安心感を持つこともできなくなってしまったのでしょう。一緒にいても心配や不安が湧いてきて、相手を支配したいと思うようになった、とも考えられるのです。
このような人は、自分が指示した通りに相手に行動してもらえると、心配や不安が軽くなります。別れるつもりも離れるつもりもないという意思を、相手に行動で示してほしいと思っているのです。確かな安心がほしくて、目に見える安心がほしくて、支配欲が強くなっている人がいることも覚えておきましょう。
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