「人生詰んだ」と感じた瞬間《50代・60代》
大切な人を失ったり大きな挫折を味わいながらも、困難を乗り越えて今の生活を築き上げてきたことでしょう。
そんな50代、60代の人であっても、寄る年波には勝てません。ここからは、シニア世代ならではの「人生詰んだ」と感じる瞬間についてご紹介していきます。
大きな借金を抱えてしまったとき
「災害で家が半壊に。とても住めるような状態ではありません。まだローンも残っているし、市からもらえる補助金も微々たるもので、家の建て直しのために大きな借金を負うことに…。これまで計画的に貯蓄をしてきたつもりでしたが、それも全て吹き飛んでしまいました」(50歳/男性/教員)
予期せぬ事態に遭遇して多額の借金を負うこともあります。きちんと貯金をしてきた真面目な人であるからこそ、そんな状態が受け入れられず「人生詰んだ」と感じるのでしょう。
自分や家族が寝たきり状態になったとき
「夫の母が寝たきりになり、嫁である私が介護することに。そのせいで今まで勤めてきた職場を辞めなければならなくなったし、朝から晩まで義母の面倒を見ても誰からも感謝されない。人生が詰んだというか、『私の人生って何なの?』と絶望を感じています」(53歳/女性/主婦)
現代社会において「介護」は大きな問題になっていますよね。中でも義理の両親の介護のために仕事を辞めたともなれば、心穏やかに過ごすのは難しいもの。人生詰んだと感じるのも無理はないでしょう。
成人した子供が引きこもりを卒業しないとき
「30歳を過ぎた息子がいるんですが、高校から今に至るまで引きこもりで、就労経験も一切ありません。私の定年も間近ですし、もう息子を養っていくことはできないのに、本人はいっこうに社会復帰をするつもりがない。どうやってこれから生きていけばよいのか途方に暮れています」(63歳/男性/公務員)
このような悩みを抱え、人生が詰んだと感じているシニア世代は意外と多いようです。最近では80代の親が50代の引きこもりの子供の面倒を見る「8050問題」が社会問題になっているほどです。
リストラされて再就職の見込みがないとき
「これまで何十年も会社のために尽くしてきたのに、定年を目の前にしてリストラに遭いました。期待していた退職金も得られず老後設計が大きく狂ってしまいましたし、この年代の私を雇ってくれる会社なんてどこにもありません。完全に人生に詰んだと絶望しています」(58歳/男性/無職)
定年目前でのリストラは、誰が聞いても「人生詰んだ」と思うでしょう。今まで積み重ねてきた苦労が報われないとも感じますよね。これは絶望以外のなにものでもないでしょう。
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