「人生詰んだ」と感じた瞬間《30代・40代編》
10代や20代のうちは、「子供」として親に守ってもらったり周囲に大目に見てもらうことができますが、30歳を過ぎると「大人」として自らの言動に責任を持たねばならないからです。
ここからは、大人であるがゆえに「人生詰んだ」と感じる30代、40代の人のエピソードを見ていきましょう。
結婚を考えていた恋人と別れたとき
「結納まで済ませたのに、彼の浮気が発覚して婚約解消に。慰謝料をもらうことはできたけれど、それで心の傷が癒えたわけではありません。婚約ハイになって友達にも職場にも『結婚するから!』と宣言していたので、詰んだなと思いましたね」(26歳/女性/公務員)
ただの恋人ではなく、結婚を真剣に考えていた恋人と破局してしまうと、とてつもないショックに襲われるでしょう。
相手のことを本気で愛していたからこそ、その人を失ってしまえば人生そのものが詰んだように感じるのです。
収入が増えず将来に絶望を感じたとき
「勤続10年なのにほとんど昇給せず、手取りが18万円ほどしかありません。このままでは結婚はおろか、子どもも作れないと本気で絶望しています」(32歳/男性/工場勤務)
都心で一人暮らしをしている場合、手取りが少ないと生活するのもやっとですよね。節約してつつましい生活を送っていても、急な出費が重なると税金も払えなくなり、督促状が来ると「もうやっていけない」「人生詰んだな」と追い詰められてしまいそうです。
出世コースから完全に脱落したとき
「入社時から自分にできることはすべて全力で取り組んできたつもりです。でも、上司との折り合いが悪く、左遷されて出世コースからドロップアウトしたときには『完全に人生詰んだ』と思いました。これまでの努力がすべて水の泡になったんですから…」(36歳/男性/総合商社)
出世を第一に考えてバリバリ仕事をこなし、プライベートな時間まで犠牲にしてきた人にとって、出世コースから外れるというのは人生そのものを否定されたようなもの。
これからどう生きればよいのかわからなくなり、人生が詰んだと追い込まれてしまうでしょう。
世間の「普通」から逸脱してしまったとき
最近では未婚の30代、40代が増えてきたとはいえ、それでも「一定の年齢に達したら結婚しているのが当たり前」という古い考え方は依然として社会に根強く存在します。
また、既婚者であっても子供がいないと「普通」ではないとみなされ、あれこれと傷つく言葉を言われることも少なくありません。
「この年齢の大人はこうでなければならない」という固定観念に囚われた人は、世間の言う「普通」から少しでも逸脱すると、「社会からドロップアウトして人生が詰んだ」と悲観的になってしまうのです。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!