夫が拒否してセックスレスになった時に考えるべきこと
そこで最後に、夫の拒否でセックスレスになった時に考えるべきことをご紹介します。夫の気持ちを変えることばかりに注力するのではなく、自分自身の考え方も見直してみましょう。
妻に性欲があることを夫は理解している?
まず考えたいことは、妻の性欲に対して夫が理解を示してくれるかどうかです。これまでも解説してきたように、先入観で女性の性欲をタブー視している男性は少なからずいます。夫にそのような考えがあった場合、セックスを求めるどころか、セックスレス解消のための話し合いの機会すら設けることができないでしょう。
夫がこのタイプなら、まずは女性にも性欲があること、さらに、歳をとっても性欲はあまり衰えない傾向にあることを理解してもらうのが先です。
セックスの拒否はパートナーの否定ではない
夫にセックスを拒否されると、どうしても自分に自信を失くしてしまいますよね。確かに、妻を女性として見られなくなったという理由で、セックスレスになる夫婦はいます。ですが、妻を女性として見られなくなったからといって、愛していないことにはならないのです。
セックスを拒否する原因は、人によってさまざまです。「自分は愛されていないのではないか?」と考える前に、これまでご紹介した内容を参考にして、本当の原因を探ってみましょう。
夫も同じように悩んでいるかも
セックスレスは自分で思っている以上に、精神的に追い詰められる問題です。夫に拒否されて、涙が出るほど辛い思いを抱えている人もいるでしょう。ですが、自分の状況ばかりを悲観的に考えてはいけません。
男性側も、不安や不満を抱えている可能性は高いです。妻を抱けないという罪悪感はもちろんのこと、性欲があっても体力的に無理な人もいるでしょう。
そういった夫の隠れた思いに寄り添ってあげることで、夫婦の心の距離が近づき、セックスレス解消に繋がることも期待できます。
解消できない場合は離婚も?
もう何年もセックスをしていないし、話し合いにすら応じてもらえない場合は、離婚を考えてしまっても仕方がありません。
自分の思いが伝わらない状態が長く続くと、今は我慢できていても、結果的に夫婦仲が悪くなっていく可能性が非常に高いです。
「どうせ離婚する運命なのだったら少しでも若いうちに!」と考える人もいるでしょう。きちんと夫と話し合って、それでも難しい場合は、別れた方がお互い幸せになれる場合もあるのです。
セックスレス解消にはお互いへの思いやりが必須
セックスを拒否されることは、誰にとっても辛いこと。それは男性でも女性でも同じです。ただし、女性の場合はセックスに精神的な繋がりを求める傾向にあるため、愛情不足に陥ってしまうのが辛いところだとも言えるでしょう。
セックスレスは簡単に解消できるものではないからこそ、多くの夫婦が悩みを抱えています。でも、絶対にムリなことはないのです。
今回ご紹介したセックスレス解消法や男性の心理を参考にして、焦らずにお互いが納得できる答えを探っていきましょう。
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