【国別】えくぼに関する伝説と言い伝え
今回はさまざまな国の中から、日本、中国、アメリカ、ヨーロッパに伝わるえくぼの伝説や言い伝えをご紹介します。
日本
まずは、私たちが暮らす日本でのえくぼの伝説を見ていきましょう。日本では昔から、「えくぼは神様の指の跡」という伝説があります。これは、神様が生まれる前の赤ちゃんを見て、あまりの可愛さに頬をつっつき、その跡がえくぼとして現れているというものです。
この伝説から、えくぼがある人は神様にも認められた可愛さを持ち合わせていると言われており、「えくぼがある人=可愛い」という考えになったのです。
また、日本ではえくぼに関する伝説がもう一つあります。それが「前世での親孝行の証」というものです。前世で親孝行をした人は、今世では食べ物に困らないと言われています。そしてその証としてえくぼが残されているのです。
中国
近年、日本に足を運ぶ中国人観光客が増加し、ますます身近な国となった中国。そんな中国では、一体どんなえくぼの伝説があるのでしょうか。
中国では、人は死んでしまうと冥界に行き、前世の記憶をすべて忘れなければいけません。しかし、愛する人や大切な人を忘れたくないあまり、前世の記憶を消すことを拒否した人には、拒否した印としてえくぼをつけられるのです。
そしてえくぼをつけられた人は、来世に生まれ変わるまで千年もの月日を待たなければなりません。そのため、中国でえくぼがある人は、千年もの間愛する人や大切な人を思いながら待ち続け、生まれ変わった人と言われているのです。なんだかロマンチックですよね。
アメリカ
アメリカでえくぼがある人は、生まれる前に天使から祝福を受けた、幸運な人という伝説があります。そのためアメリカでえくぼは、「天使のキスの跡」とも言われているのです。
この世に生まれてくることを祝福し、さらに健やかに成長できるよう、天使が願いを込めてつけてくれたのがえくぼなのでしょう。この伝説から、アメリカでえくぼはとても縁起の良いものとされています。
ヨーロッパ
ヨーロッパでは、生まれる前にお母さんのお腹の中にいる赤ちゃんを天使が見て、加護を与えた印としてえくぼをつけたと言われています。アメリカ同様、生まれる前から天使が祝福してくれた証なのです。
そして、天使から加護を与えられたということは、神様から特別な守護があるということになります。えくぼがある人は神様から守られる、とても幸運な人なのです。
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