優しすぎる男の心理
相手をとても大切にしている
優しすぎる男は、相手のことをとても大切に思っているのでしょう。自分の発言や行動によって、相手に嫌な思いをさせたくないし、相手を失いたくないと感じているのです。相手を傷つけないように、相手に嫌われないように、相手に合わせたり自分を犠牲にしてしまうのだと言えます。
優しすぎる男は誰に対しても優しいため、自分に関わる人全てが大切にすべき対象だと考えているのでしょう。「出会ったからにはいい関係を築きたい」という思いがあり、多くの人に対して優しさを振りまいてしまうのです。
責任を負いたくない
自分のせいにされること、責任を負うことが嫌、という根本的な心理があることも考えられます。人に合わせてさえいれば自分が責任を負うこともないため、責任逃れのために自己主張を控えて優しくしているのかもしれません。
中には、過去に失敗した経験を活かして、優しすぎる男になった人もいるでしょう。過去にある出来事が起きて、自分の意見や考えをもとに決断した結果、大きな責任を負うことになったのかもしれません。その経験によって、人に合わせていた方が楽だと学習したことも考えられるでしょう。
傷つきたくない
協力が必要な場面、あるいは自分以外の人もいる場面では、意見を一つにまとめる必要も出てくるでしょう。そんな時、自分の意見を言って「それは違うと思う」と否定されたら、少なからずショックを受けてしまうものですよね。自分が出しゃばることで叩かれたり、意見を言うことで否定される可能性があるため、傷つきたくないと感じてしまうのでしょう。
その点、人に合わせておけば自分が否定されたり叩かれる心配はありませんよね。もしもの時は「あの人が言ったから」と、責任を押し付けることもできます。自分の意見を通したいという思いよりも、傷つきたくない思いの方が強いと言え、防御策として人に合わせる人もいるでしょう。
深く考えていない
優しすぎる男が困っている人を目の前にした時、咄嗟に手を差し伸べてしまうのは、後先を考えず思ったままに行動するためとも言えます。たとえば、待ち合わせ場所に向かっている最中に困っている人を見かけた場合、優しすぎる男は「今」しか見ていないため、困っている人を助けて約束の時間に遅れ、相手に迷惑をかけてしまうのです。つまり、優しすぎる男は表面的なことだけを見て行動に移しているとも言えるでしょう。
損得を気にせず周りに優しくできるのは、見て思ったままに行動できるから。それは一つの魅力でもありますね。しかし突発的な行動が多いことで、どこか危なっかしく見えてしまうこともあるでしょう。
嫌われたくない
人から嫌われることを極度に恐れているために、優しすぎる男になっていることもあります。一人になるのが怖い、陰口をたたかれるのが怖いなど、常に嫌われる恐怖心を持っているのでしょう。
自分の意見を押し殺してでも人に合わせるのは、「良い人」と思われたいからかもしれませんね。あるいは、孤立するくらいなら合わせていた方がマシという考えもあるでしょう。どちらにしても、過度に人の目が気になってしまうことが考えられ、うまく立ち回ろうとする姿が「優しさ」に見えるのです。
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