関係を良好にする「嫌いな人」との付き合い方のコツ
相手の良い面に目を向ける
これまでは「嫌い!」という先入観があったため、相手の良いところなんて見ていなかったでしょう。というよりも、見る余裕すらなかったはずです。気持ちに余裕が出てきた今、相手の良い面を見るよう心掛けてみましょう。
例えば職場の上司で、上から目線でものを言うという欠点がある人でも、あなたがピンチになった時には何も言わずに手助けしてくれるかもしれませんよね。実は責任感や正義感が強く、完璧にこなしたいがために部下にきつく上から目線で言ってしまう、というケースもあります。
部下が困った時やピンチの時に助けてくれるという優しい一面があるなら、それはその人の良さです。嫌いなところだけを見るのではなく、良い面にも目を向けてみると、嫌悪感が緩和され、付き合いやすくなるでしょう。
相手の行動にも理由がある
あなたの嫌う理由が相手の行動にある場合、その行動にもし意味や理由があるようなら、理解してあげることも必要でしょう。
仮に、大勢でいる中で空気を壊す人がいて、その人に対して「自己中!」「空気が読めない人」というイメージを持ち、嫌いになったとします。しかし、もしその人が他の人から「こういう集まりだよ」と言われていたのに、実際は違う雰囲気だったら、その場の空気に馴染めなくても無理はないでしょう。
例えば「カラオケに行くよ!」と言われていたのに、実際に行ってみたら居酒屋での飲み会だった、などの場合です。「聞いてた話と違う…」と戸惑っても仕方ない状況とも取れますよね。相手の行動にも理由があると分かれば、その人に対するイメージが少し変わり、理解しやすくなることもあるのです。
過去をリセットする
その人を嫌いになった瞬間や出来事が、きっと過去にあったはずです。その過去に囚われている限りは、嫌いな人といつまでも良好な付き合いはできません。頭の中で過去の認識をリセットし、新たに相手と向き合うことも大切でしょう。
「一度嫌いになったから嫌い!」と突っぱねていては、状況は変わりません。その過去の出来事が、今は既に解決されている問題ならば、あなた自身の気持ちの切り替えも必要です。
嫌いな人の嫌いなところを明確にする
あなたが思う嫌いな人の嫌いなところを、ハッキリさせることも大事でしょう。「なんとなく嫌い」と思いながら接していては、嫌いなところがちょくちょく見えてしまうのも当然です。「ここが嫌!」というポイントをハッキリさせて、その面が見られる場面を回避することで、関係を良好にすることもできるでしょう。
「噂話をするところが嫌」であれば、二人きりになる状況を作らないこと。「空気を壊すところが嫌」であれば、相手が来そうな集まりには参加しないという選択もできます。嫌いな人の嫌いなところと接する機会を無くすために、どこが嫌いかをハッキリさせましょう。
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