彼女が「パイパン」はアリ？男性の本音とメリット・デメリットを解説

処理の仕方に自信がない場合は…

ムダ毛のない、つるつるなパイパンにしたい場合、どのように処理すればよいのでしょう。自分で剃っても大丈夫なのでしょうか？

『ヒアリングセックス』（長谷川 瞳）には、アンダーヘアの処理について次のような記述があります。

「アンダーヘアを伸ばし放題にしておくと、蒸れやすく雑菌が繁殖しやすい状態となってしまいますし、男性ならペニスの包皮に毛を巻き込んでしまったり、女性なら尿やおりものが付着したりと、処理している場合と比べれば確かに不潔になりがちです。

とはいえ、いわゆるパイパンにする必要はありません。シェーバーを使ってセルフで処理しても、なかなかツルツルの状態とはならず、パートナーにチクチクとした不快感を与えてしまうことになるからです。

処理する際に自分の肌を荒れさせてしまうばかりか、下手すれば、剃り残した毛でパートナーの性器を傷つけてしまう可能性もゼロではありません。

無理に剃るのではなく、適度な長さにカットする処理をおすすめします。

それでも『パイパンがいい』という人は、自分で処理するのではなく、専門のクリニックで、医療レーザーなどを使って毛根から処理してもらうようにしてくださいね。」

パイパンにしようと自分で剃ってしまうと、肌が荒れてしまったり、恋人の性器を傷つけてしまったりする可能性もあるようです。

パイパンにしたい場合は専門家にお任せしたほうが綺麗に仕上がります。金銭面などの問題もありますが、衛生面を考えるとプロにお任せした方が良いのは間違いないと言えるでしょう。

無理にパイパンにする必要はない？

女性のアンダーヘアに関しては、『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス スゴ技編』（宋 美玄）にも記述があります。

同書では「無臭&無毛の女性はいない！においや毛が性的興奮につながることも。」として、次のようにアドバイスしています。

「毛の濃い、薄いは女性にとって悩ましい問題です。なぜか、女性には無駄毛が生えないと思っている男性がいるようですが、それは多くの女性がエステやセルフケアでせっせとお手入れしているからです。

近年はアンダーヘアを処理する女性も増えています。『女性は毛がない、薄い』というのは女性自身の努力が築きあげたイメージですが、それによって自分たちの首を絞めているのですから、なんとも皮肉な話です。

アンダーヘアは、個性そのもの。完全に無毛で性器が露出しているのもセクシーかもしれませんが、ワイルドに生い茂っているのもまた魅力的。どちらでも興奮できたほうが、断然お得ですよね！」

女性がパイパンに対し前向きであるのなら問題はありません。ただ、中にはアンダーへアはそのままがいいという男性もいるでしょう。

反対に男性側が彼女に対しパイパンを求めてきたものの、女性側が乗り気でないのであれば、無理に従う必要はありません。とてもデリケートな問題なので、相手に流されないようにしましょう。

ムダ毛を処理することでセックスに向き合える場合も

女性の中には、アンダーヘアにコンプレックスを抱えている方もいるでしょう。

そういった場合はきちんと処理することにより、セックスが変わることがあるようです。『SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義』（しみけん）では、次のようにアドバイスしています。

「セックスにおいても、コンプレックスはとても邪魔なもの。 コンプレックスを持っている人は、常にそれを気にしてしまい、 何かを気にしているとセックスに集中ができなくなるので、消化不良なセックスになりがちです。

お仕事で美容脱毛についてのコメントを求められた時に知ったのですが、毛に対してコンプレックスがある人は、ムダ毛を気にして セックスを楽しめない。でも、ムダ毛をキレイに処理したら、セックスに対して大胆になれたそうです。

コンプレックスに向き合って克服できればベストでしょう。でも、 どうにもならないコンプレックスもあります。

コンプレックスというものは、見方を変えれば個性で、武器にな る。（中略）先ほどのムダ毛のように、直せるコンプレックスはさっさと解決してしまったほうがよいでしょう。

しかし、そのコンプレックスが 自分では直せないものであれば、武器になるんだと自分に強く言い 聞かせてみてください。」

アンダーヘアが気になる方は、ムダ毛をきちんと処理しておくことでセックスをより楽しめるようになるということですね。

もちろん、無理にパイパンにする必要はありません。キレイに整えるだけでも気分を変えることができるでしょう。

＜参考文献＞
『ヒアリングセックス』（長谷川 瞳）
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス スゴ技編』（宋 美玄）
『SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義』（しみけん）