回避依存症の人との付き合い方
故意に人を傷つけようとしているわけではないことはわかるので、付き合いそのものを断ち切ろうとする人は少ないと思いますが、関係を続けるなら、できるだけ上手に付き合っていきたいですよね。
上手な付き合い方を知ることは、回避依存症をきちんと理解することにも繋がります。どんな付き合い方をしていけばいいのか、ご紹介します。
距離感に注意する
「仲良くなるためには積極的に距離を縮めていきたい」と考える人もいますよね。しかし、回避性依存症の人に対して、それをしてはいけません。回避依存症の人は、自分の心を開くことも、必要以上に他人との距離を縮めることにも抵抗があるからです。
無理に距離を縮めようとすると、逆に嫌がられ、お互いに不信感が募ってしまいます。回避依存症の人と付き合っていくのであれば、のんびりとした気持ちが大切です。焦らず、時間をかけて信頼関係を築けば、自然と距離も縮まっていくでしょう。
味方であることを伝える
信頼を得るために大事なのは、安心感を与えることです。自分は見捨てない、裏切らない、味方であると、根気強く訴えましょう。そして言葉だけでなく、実際に気持ちが伝わるような行動をして見せれば、回避依存症の人も安心できるようになります。
回避依存症の人は、孤独になりたくないという心理を抱えています。いったん心を許した人から見放されることを恐れているので、信頼出来る人もなかなかいないでしょう。味方であることがわかるまでは、敵とまでは言わなくても、心を開けないと考えているはずです。
約束を必ず守る
回避依存症の人と付き合っていくのであれば、約束したことは必ず守りましょう。約束したことを守り、それ以上のこともそれ以下のこともしないで、適度な距離を保つことがポイントです。繊細な気持ちの持ち主でもあるので、行動が伴わない口約束はひどく嫌悪するでしょう。
回避依存症の人は、寄ってきたり離れて来たりを繰り返しますが、それはいい加減な気持ちからではありません。あくまでも自分を守るための行為なので、「あっちが適当だからこっちも適当でいい」と不誠実な態度を見せると、いつまでも仲良くなれないでしょう。
攻撃的にならない
相手の行動が気に入らなくても、回避依存症の人を責めたりして攻撃的になるのはやめましょう。「なんで会ってくれないの?」「なんで連絡してくれないの?」などと不満を真っ向から訴えると、回避依存症の人は余計に回避しようとして離れていきます。
回避依存症の人とうまく付き合うには、攻撃的になって追及するよりも、理解を示す事の方が大切です。回避依存症とはどんなものなのか、相手の心理も含めた上でよく理解して接していきましょう。そうすれば、気に入らないからといって攻撃的になることもなくなっていくはずです。
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