腰に手を当てる人の心理《両手編1》
腰に手を当てる人は、どんな心理を抱えているのでしょうか。見ている側が持つ印象が正しいのかどうか見極めるためにも、把握しておきましょう。
怒ってイライラしている
不愉快な気持ちや苛立ちが募るばかりの人は、腰に手をあてることで不機嫌さを表しています。
よく腰に手を当てて部下を怒鳴り散らしている上司っていますよね。「自分は怒っているのだ」としっかり表現したいのです。怒りを全て出しきるまでは、腰から手を離さないでしょう。
腰に手を当てながら怒る人は、自分の感情をぶつけることを目的としているので、人の話を聞き入れません。イライラがおさまらず、寛容な気持ちにもなれず、「口答えは許さない」と言わんばかりに、相手の話を拒絶します。
威圧感を与えたい
肘を張って腰に手を当てると、体が大きく見える効果があります。体を大きく見せるだけではなく、人に威圧感を与えてしまうようです。
職場の上司や運動部の監督が腰に手を当てて話すのを目の当たりにすると、萎縮してしまいますよね。それは、相手の威圧感に気おされてしまうからなのです。
腰に手を当てている本人は、目の前の相手が威圧感に気おされていることを十分に理解しています。「相手に威圧感を与えたい」という心理で腰に手を当てる人は、無意識ではなく意識的にそうしていると言えるでしょう。
注目されたいor注目している
自分の存在をアピールする目的には2つのパターンがあります。注目されたいアピールと、注目しているアピールです。腰に手を当てて自分を大きく見せて、「自分を見て」とアピールします。明るく快活な人が腰に手を当てている時に、当てはまりやすい心理です。
他方の注目しているアピールは、「あなたを監視しています」というアピールです。自分の存在を大きく見せて、「見張っているぞ」と主張しているのです。部下や生徒を見守るような上に立つ立場の人が持つことの多い心理でしょう。
人を下に見ている
腰に手を当てることで人に威圧感を与えようとする人もいますが、同時に人を下に見ているケースもあります。自分が絶対的に優位な立場にあることを主張しようとしていて、「自分から折れるつもりはない」という心理の表れです。この場合、相手の話を聞くふりをしていても、受け入れる気はないでしょう。
相手を見下すのは、相手を否定するのと同じことです。腰に手を当てるポーズは、その主張でもあるのでしょう。自分が間違っていたとしても、相手を下に見ているため、「自分が間違うはずはない」と逆に相手を非難するようになります。
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