TPOで使い分ける「夫」の正しい呼び方!
そんな事態にならないように、うまく呼び方を使い分けられるようにしておきましょう。ここでは、一般的に使われる夫の呼び方を4つ紹介し、TPOによる使い分け方を解説します。
親しい人に話すときの呼び方は「旦那」など
相手が友人の場合など、親しい人に話すときは「旦那」と呼ぶケースが多いのではないでしょうか。比較的砕けた表現と言えます。公的な場での使用は向いていないため控えましょう。
また、この言い方には下品な印象を受ける人も少なくありません。なぜなら「ウチの旦那が…」と言い始めたときには大抵悪口が始まるから。その意味でも、親しい人との会話以外では使わないほうがよいでしょう。
ちなみに、自分の夫を「旦那さん」と呼ばれることに違和感を覚える人もいるようです。自分の夫を指しているのか、話している本人の夫を指しているのかわかりづらいためです。また、夫や主人にはさんをつけないのに、旦那にだけ「さん」を付けるのはおかしいという意見もあります。
義父母に話すときの呼び方は「名前さん」
夫の両親と話すときに「夫」や「旦那」を用いるとよそよそしくなるため、名前で呼ぶのが普通です。ただし、呼び捨てはやめましょう。なぜなら、夫の両親に「息子が粗末に扱われている」という印象を与えてしまうためです。同様に、夫は妻の両親の前では、妻のことをさん付けで呼ぶのが普通です。
もちろん、どの呼び方が適切かは義理の両親との距離にもよります。比較的仲が良いのであれば「○○君」やあだ名呼びでもアリかもしれません。ただし、礼儀としては「さん」付けが一般的だと考えておきましょう。
公の場や職場での呼び方は「夫」
夫という呼称は、女性が自身の配偶者を指すうえでもっともオーソドックスな表現です。夫と呼んで間違っている場面はほとんどないため、迷ったらこの表現を使うとよいでしょう。
実際、会社や役所の書類などにも、配偶者のことは「妻」「夫」と書かれていますよね。職場や公的な場面ではもっぱらこの表現が使われているということです。
ただし、公的な場で用いられる分、少し堅苦しい印象を与えることも。友人と話すときには、よそよそしさを避けるために別の呼び方を選んだほうがよいかもしれません。
目上の人に話すときの呼び方は「主人」
夫と並んでよく使われる表現が「主人」です。「うちの主人がお世話になっています」「今主人は外出中です」など、目上の人や相手の素性が分からない電話ではこの表現が好んで使われています。
また、相手の夫を指す場合に「お宅のご主人」と表現することもあります。このことからも、「目上の人」という意味を含んだ言葉と言えますね。その点では「旦那」と同じですが、「主人」のほうが上品で、使える場面が広いです。
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