復縁にオススメの心理学テクニック!《会うまで編》
今までとは違う自分を見せる「ゲインロス効果」
ゲインとは利益のこと。そして、ロスは損失のことです。つまり、ゲインロス効果とは良い面と悪い面がもたらす心理学的な効果ということ。具体的には、「良い面と悪い面のギャップが大きいほど相手に強いインパクトを与える」効果のことです。
たとえば、優しそうな人が優しい振る舞いをしたとしましょう。もちろん、良い印象が残りますよね。しかし、割とすぐに忘れてしまうのではないでしょうか。一方、不良っぽい人に親切にされたらどうでしょうか。きっとすさまじく記憶に残るはずです。
復縁においては、元彼の意識を引きつけるのに効果的に働くかもしれません。LINEやメールで、これまで強気だったのを変えて弱気な面を見せる、などの応用も可能でしょう。
人づてに印象を上げる「ウィンザー効果」
ウィンザー効果は、第三者から言われたことのほうが信ぴょう性が高く感じられるという効果です。
面と向かって「すごいね」と言われるのも、たしかに嬉しいかもしれません。しかし、「お世辞で言っているのかも」と思ってしまうこともありますよね。ところが、別の人から「○○さんがあなたのことすごいって褒めてたよ!」と言われたら、一気に信じてしまうのではないでしょうか。きっと褒めてくれた人に抱く印象が良くなるはずです。
もし復縁を目指す際にも同じような効果が起こるとすれば、あなたが直接元彼へ思いを伝えるより、共通の友達に頼むなどして第三者を介したほうが良い印象を残せるでしょう。
スッキリさせる「カタルシス効果」
カタルシスとは、ものすごく簡単に言ってしまうと、スカッとすることです。むしゃくしゃしているときに、思いつくままに負の感情をスマホや紙に書き出すと、なんだかスカッとしますよね。そのようなスッキリ感は、カタルシスの身近な例です。
カタルシスが得られると、当然ながら気分が良くなります。それまでもやもやしていた感情がなくなり、攻撃性が低下します。つまり、カタルシスを元彼に与えることで、あなたに対する警戒心を和らげることができると考えられるのです。
具体的には、LINEや電話で愚痴を聞いてあげるなどがよいでしょう。それでスッキリした彼はあなたに安心感を抱き、今度はあなたの気持ちを聞きたいと思うかもしれません。
小さな要求を叶える「ドアインザフェイス」
いきなり家にやってきたセールスマンが、10万円のつぼを売りつけようとしてくれば、どうするでしょうか。もちろん断りますよね。ではその後「じゃあ代わりにこちらなら…」といって500円のお守りを勧められたどうでしょうか。「まあそのくらいなら」と思って買ってしまうかもしれませんね。
しかしここで大切なのは、最初から500円のお守りを勧められていたら買っていない可能性が高いということです。つまり、最初に大きな要求を出したあとなら、小さな要求を飲ませやすいのです。
これを復縁で活用するなら、「復縁したい」とLINEやメールで伝え、それを断られた後に「それなら食事だけでもどうかな?」と進めると効果的でしょう。
一度言わせれば勝ち「コミットメントと一貫性」
自分で言ったことは守りたいと思いますよね。この心理学的な法則を「コミットメントと一貫性」といいます。
これを復縁に応用するには、彼自身の口からこちらに都合の良いことを言わせることが大事。たとえば、「また会おう」と一度彼に言わせてしまえば、彼はその自分の発言を守るために、会ってくれる可能性が高いということです。
ただし、無理やり言わせたのでは意味がありません。彼が自分の意志でぽろっと言ってしまうのが理想的です。たとえば、寂しそうに「もう二度と会えないのかな…」などといえば、彼のほうから会おうと言ってくれるかもしれませんね。
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