「好きかわからない」に関する専門家の意見やアドバイス
寂しさを埋めるために「好き」な気持ちを作ってる?
恋愛していないとつまらない、彼氏がいないと寂しいという心理から、周りの男性から「好きな人」を無意識に選んで、自分に暗示をかけていませんか?『成長した女は、その男を選ばない “クズ男“見極め教本』(美知らぬミシル)には、以下のような記述があります。
「(前略)
彼女たちの多くが、簡単に『彼のことが好き』と決めてしまっています。
しかも、恐ろしいことに、彼女たちが好きだと思っている感情の多くが、『好き』ではない別のものであるケースがよくあります。
例えば、ドキドキ、不安、恐怖、欲望、執着
などです。まずは『本当に好きなのか?』と自問自答し、『好きの検証力』を高めていきましょう。
安心や尊敬や信頼がない『好き』を好きだと認識してはいけません。
精神的に自立し、人間的に成熟すると、簡単に人を好きにならなくなります。
好きになりにくいということは、それだけ、しっかり相手を知ろうとする、『好きの検証力』が高いことを示しています。」
誰かを「好き」と決めつけて、無理に恋愛しようとして、もうまくいく可能性は低いのではないでしょうか。恋に恋している自覚のある人は、相手のことを「本当に好きなのか?」と自問自答し、「好きの検証力」を高める必要があるかもしれません。
周りの男性の「いい部分」を見つけよう
「誰かを好きになる方法がわからない」という人は、まずは周りの男性の「いい部分」を見つけてみましょう。人のいい部分を見つけることが得意になれば、運命の人に出会えた時に、「好き」という感情が芽生えるかもしれません。『アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーが教える 結局、理想を下げない女が選ばれる』(伊藤友美)には、以下のような記述があります。
「お父さんや元彼だけでなく、同僚や上司、部下、兄弟など、身近にいる人ほど見る目が厳しくなってしまうこと、ありますよね。
女性はもともと細やかな部分に気づきやすいので、余計にそう感じるのだと思います。
身近な男性や自分の目の前にいる男性の良い部分を探すと、ネット婚活でも結婚相談所でも、出会う男性がどんどん理想の男性に近づいていく、という現象が起きます。
身近な男性のいい部分に目を向けるクセがついている人ほど、結婚相手に出会うのも早いです。
理想を下げたからではなく、男性とはどういう存在なのか、男性の良さ・素晴らしさを自分の中で刷新したからです。男性を見る目に愛が加わった、ということです。
(中略)
『男ってバカだから』
『ろくでもないやつばかり』
『気持ち悪いし理解できない』
男性に対してこのような固定観念が生まれたきっかけが過去にあり、そう思うことでメリットもたくさんあったことでしょう。しかしこれまで婚活や恋愛で悩んできたのだとしたら、その固定観念が大きく影響しているのは紛れもない事実です。
<絶対にない>と思う気持ちをいったん横に置いて、
『私は身近な男性のいい部分を探すことができる』
と先に決めてください。
すべての男性と仲良くなる必要もなければ、好きになる必要もまったくありません。嫌いな人は嫌いなままでかまいません。
ただ、見方をこう変えるだけです。
『この人が素晴らしい男性だとしたら?』
『この人にいい部分があるとしたら?』
『この人が正しかったとしたら?』
さらにこの考えも追加しましょう。
『この世に完璧な人はいない』
『もちろん私も完璧でなくていい』
一度深い呼吸をして、身近な男性を思い浮かべ、彼の素晴らしいところはどこだろう?と考えを巡らせます。
たとえば、これまでバカだと思っていた男性の、自分にはない純粋さや素直さに気づくかもしれません。
自慢話ばかりの男性の、努力や苦労がわかるかもしれません。
ダメなやつだと見下してきた男性が、そこまでダメなわけではないかもと思えるかもしれません。」
考え方を変えるだけで、人への評価も変わるはずです。周囲の男性のいい部分を見つけることがクセになれば、いつか「好き」だという感情がわかるようにもなるでしょう。
<参考文献>
『成長した女は、その男を選ばない “クズ男“見極め教本』(美知らぬミシル)
『アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーが教える 結局、理想を下げない女が選ばれる』(伊藤友美)
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