左利きの「あるある」エピソード集
右側に座ると隣の人に腕が当たる
「ラーメン屋のカウンター席に座ると、だいたい隣の人と手が当たってしまって気まずい雰囲気になります。友人とご飯を食べるときは、なるべく自分が左側に座って食べるようにしています」(20代/男性/フリーター)
職場の同僚や友人と一緒にご飯を食べるとき、相手の右側に座ってしまうと、食べているときに手が当たってしまいます。そのことをわかっている左利きの人は、相手が同僚や友人の場合はわざと自分が左側に座るようにする人が多いです。
しかし、このエピソードのように飲食店のカウンターで誰かと手が当たってしまうのは避けられません。隣の人と手が当たるたびに気まずい空気になってしまうので、それを気にする左利きの人は可能であればカウンター席を避けて座るようです。
はさみなどの道具が使いにくい
「普段使うはさみがとても使いづらいです。左利き用のはさみも売ってますが、会社にあるのは全部右利き用なので…。些細なことですが、はさみを使うときは少しストレスが溜まります。これは左利きの人にしかわからないストレスですね」(20代/女性/会社員)
私たちの暮らしを支えてくれているさまざまな道具ですが、ほとんどが右利き用に作られています。特にはさみやカッターは良く使う道具ですが、左利きの人にとってはなかなか切りづらいのです。
しかし、左利きを矯正する人が少なくなった現代では、はさみやカッターも左利き用のものが販売されています。美容師さんなどはさみを使う職業の人は、左利き用のものを使っているでしょう。
職場や学校などのはさみやカッターが右利き用なのは仕方がないですが、自分専用のはさみやカッターを買うときは、左利き用のものを買うのがおすすめです。
文字を書くと手が汚れる
「横書きで文字を書くと、だいたい手が真っ黒になります。なので仕事で文字を書いた後、自分だけ手が汚れてるのがすごく嫌です。こういうときに、左利きって不便だなあと感じます」(20代/男性/会社員)
左利きの人が横書きで文字を書くと、自分の手で書いた文字をこすることになってしまいます。すると、インクが手に移って手が汚れてしまうのです。学生時代、ノートに文字を書いたあと手が真っ黒になってしまったなんて人も多いのではないでしょうか。
左手で文字を書くのが当たり前の左利きの人ですが、周囲からは左手で文字を書くことが「かっこいい」と思われていることもあります。左利きの人が不便に感じていることも、右利きの人からすると魅力的に感じるのです。
券売機が使いづらい
「駅で切符を買う時、お金を入れるところが右側にあるのでとても使いづらいです。そのせいで切符を買うときにドタバタしてしまうことも多いです。左利き専用の券売機も作ってほしいですね」(10代/女性/学生)
私たちの生活の中にある公共のものは、ほとんど右利き用に作られています。エピソードに登場した駅の券売機だけでなく、自動販売機や飲食店の食券を買う券売機も右利き用です。右利きの人からするとなんとも思わない券売機も、お金を入れる部分が右側にあることで左利きの人はとても使いづらくなってしまいます。
また、券売機だけでなく駅の改札も、左利きの人は通りにくくなっています。切符を入れる場所や交通系電子マネーをタッチする場所は、通る人の右側にありますよね。右利きの人はスムーズに入れますが、左利きの人は非常に通りづらくなってしまいます。
腕時計の時間調整がしづらい
「腕時計の時間を調整するとき、ネジが右側についているのでとても回しづらいです。かといって左手に腕時計をつけると邪魔なので、左利き用の腕時計ももっと展開してほしいなぁと思っています」(30代/男性/会社員)
社会人ならたいていつけている腕時計ですが、ほとんどが右利き用に作られています。そのため、右利きの人が左腕に腕時計をつけることを想定して、ネジは右側についているのです。
しかし、左利きの人が腕時計をつけるのは右腕。ネジも右側なので、時間調整や日付、曜日を調整するときは左手で器用にネジを回さなければなりません。
最近は電波時計の腕時計も多く、腕時計のネジを回す機会もかなり減りました。しかし、自分のお気に入りの時計が全て電波時計というわけではありませんよね。左利きの人は、お気に入りの時計が右利き用でも、ネジを回すのを不便に感じながら使っているのです。
両利きの人は便利
「生まれつき左利きですが、子どもの頃に右利きになるよう矯正されました。今も基本左利きですが、矯正されたおかげで右手も使えます。時と場合によって利き手を使い分けられるのでとても便利です」(30代/女性/主婦)
こちらのエピソードのように、子どもの頃に右利きに矯正されたために両方器用に使えるという人も少なくありません。そして右利きの人は矯正する必要がないため、両利きというのは左利きの人にしかない特権なのです。
普段の生活では左利きでも、飲食店のカウンターや友人との食事の席でぶつからないように右手で食べたり、右利き用の道具しかないときは右手を使ったりと、臨機応変に対応することができます。
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