猜疑心が強くなってしまう原因とは?
自分自身に余裕がない
自分に余裕がないと、自分や人のことを認めることができません。何をやっても上手く行かない、自分に自信が持てないなど、負の気持ちでいっぱいになってしまいます。
そのような状態では、他の誰かのことを羨ましいと思い、どうして自分はダメなんだろうと卑下することになります。また、誰かが自分を陥れようとしているのではないかと、猜疑心が強くなっていくのです。
裏切られた経験がトラウマになっている
裏切られた経験があるとそれがトラウマとなり、猜疑心が強くなってしまうことがあります。親友だと思っていた人からの裏切りや、恋人からの一方的な別れなど、幸せな日々から一転どん底に落されたときの気持ちは、例えようがないほど辛いもの。
自分の愚かさを実感すると共に、二度と自分が傷付かないようにと考えます。自分以外の人のことを信用しないようになり、裏切られないために疑ってかかるようになってしまうのです。
いつも誰かと比較されていた
常に誰かと比べられる環境にいると、自然と自分自身も誰かと比べてしまうようになり、自分が優位に立っているかどうかが気になるようになります。
そのままの自分で良いという考えができないため、人より優れているところや自分にしかない価値を見つけ出そうとします。人と比較ばかりするようになるので、妬んだり疑ったりする気持ちが心を占領してしまうのです。
家庭環境やいじめなど
親や祖父母、先生などの大人は子供に多大な影響を与えます。例えば、親が疑い深い性格をしていた場合、同じ環境で生活を共にする子供も親と似たような性格になるものです。親が常に誰かのことを疑っている様子を見ていれば、子供も世界は疑って見た方が良いと覚えます。
また、学生時代や社会に出てからいじめや嫌がらせによって孤立してしまった場合、誰も助けてくれなかったという経験が、人のことを信用してはいけないという良くない教訓として残ります。
猜疑心の強い大人と深く関わってきた過去や、いじめなどによって孤立してしまうような辛い経験は、「自分を守る手段として人を疑うことが必要だ」という認識を心に植え付けてしまうのです。
人に嘘をついたり人を陥れようとしている
自分が人に対して嘘をついたり、陥れようとしたりしていると、周りの人も自分に対して嘘をつき陥れようとしているのではないかと、猜疑心を抱くようになります。
基本的に人は、自分がしている言動は自分以外の人もするはずだと考えます。自分が素直に人と接していれば、人を疑うということは頭に浮かびません。反対に、嘘ばかりついていれば、他の人も嘘をつくはずだと考えるようになります。
この様に、自分が嘘をついたり人を陥れようとしたりしているため、他の人も自分に同じようにするのではないかと疑ってしまうのです。
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